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AppleのシーケンサーソフトLogic Pro Xがリリース



logic pro x 画像1
Apple Logic Pro X公式サイトより。

AppleのシーケンサーソフトLogic Pro Xがついにリリース!

ふと何気なくAppleのサイトを見ていたら
Logic Pro X」という見慣れないリンクが、、、。

という訳で、AppleのDTM、DAWソフトの「Logic」シリーズの最新版Logic Pro Xが遂にリリースされました。


実は、個人的にこのLogicシリーズは7から使用しておりまして、半年ほど前にLogic9というバージョンを導入したばかりだったりします。
同時にNI社のKOMPLETE8も購入していたのでシーケンサー、ソフトシンセ共々新しいバージョンになってしまった事がちょっとショックだったりします。

7から9まではそこまでUIなども(慣れるまで迷いましたが)変わりなく来ていた感じだったので今回のブラックな感じのトラック画面がかなり新鮮に見えます。

そんな訳で今回はLogic Pro Xの新しい機能を紹介します!




iPadから操作出来るらしい。

logic pro x ipad
Logic Remote

これ、なんだか凄く羨ましい機能なんですが、Logic Remoteアプリケーションというやつを使う事でiPadとLogicの画面と同期させて操作する事が出来るようです。

新しいLogic Pro Xならフィジカルコントローラー的な感じの事も出来るみたいなのでiPadを持っていたらPCの前に置いてスタイリッシュにミキシングが出来そうです。


実は需要がありそうで普通の鍵盤を持っていれば必要無さそうなキーボード機能も使用出来るみたいです。あくまでリモートコントロール出来るフィジカルコントローラー的な役割であるみたいなのでiPad単体では操作出来ないっぽいとのこと。
Logic Remoteの操作画面

Flex Pitch

logic pro x ピッチ修正
Flex Pitch

これはAUTOTUNE的な感じというか、どちらかというとメロダイン的な操作が出来る音程編集プラグインのようです。これを使えばサードパーティー製のプラグインを介さなくともマウスをトラックの音に合わせるだけでピッチの修正やビブラートの修正(加減)を編集出来るみたいです!

Logic9にもトラックの長さを編集する機能はありましたが、Logicでこの機能が導入されるとは思いませんでした。。。
ちなみに僕は少し前にMELODYNEを購入して未だに一度も使っていないのに新しいLogic Pro Xで同じような機能が付いてしまったのが軽くショックです。
一応MELODYNEもスタンドアローンだけでなくプラグイン形式でも動くので通常のLogic9とも同期して動きますが、上の写真を見る限り操作性がこちらの方が楽そうです。

アルペジエーターのプラグインが付いた。

logic pro x アルペジオ
Arpeggiator

Logic Pro Xより新たに追加されたプラグインで詳細は分かりませんが多分単音からアルペジオを作ってくれるプラグインのようです。
NI製品などにも付属していたようなものでプリセットから選んだりオリジナルに設定する事も出来るみたいです。

サウンドライブラリが生まれ変わったらしい。


ロジックシリーズの巨大な容量の大半がこれなのでは無いかと思うようなサウンドライブラリとループ集もLogic Pro Xの発表にあわせて新しく作り直されているみたいです。しかも世界有数のクリエイターによって!
説明によると、これらのライブラリは上記のプラグインで使用する事を前提にしてあるみたいで、面白い効果を生むよ。って書いてあります。

高価な外部プラグインやサンプリングデータがあるなら使わない可能性もある。


ただ、実際のところ海外製のサンプリングCDやソフト音源がものすごく進化しているのであまり純正ライブラリって使わなかったりするのですが、今回はどんな感じになっているのか気になります。追加コンテンツもあるみたいですが、もともとある程度サンプルやソフト音源などを所有している場合は単体でも十分だと思われます。

その他にもアンプやソフトシンセも進化したらしい。

logic pro x ドラムソフトシンセ
Drum Kit Designer
らしいです。ただ、この辺りもギターリグとか、Waves系のプラグインを入れてるとそこまで使わないかも、だけど一回は試して遊んでみたいなと思わせる説明とUIです。

ということで、なんだか違うソフトみたいになって来たLogic Pro Xですが、この他にもSounCloudへのダイレクトな転送、共有や動画編集ソフトのFinal Cut Pro Xとの連携強化も伺わせている説明になっているのでオールインワンのDAWソフトとしてはかなり良い感じになってきているのではないかと思います。

前作もでしたが、Logic Pro Xで一番凄いと思うのが価格。

17000円。
logic pro x logo

ジ○パネットもびっくりの17000円です。
確かに昔はパッケージで10万くらいしてたような気もしますが、今はDL形式だし、
だけどそれでも17000円なんて、かなり手軽に音楽制作が出来るようになりましたよね。
ちょっと前までは怪しげなメーカーのDTMソフトでもそれくらいはしてましたが、今はプロの人が使ってるのと同じようなソフトがこの価格になってきてるのは凄い事だと思います。

Logic9、買ってからほとんど使ってませんが、Logic Pro X、かなり欲しいです。
また、デザインも大きく変更され機能も充実しておりますが、過去のLogicで制作したファイルを開く事も出来るようです。
この手のソフトについては他社のAUプラグインとの互換問題もありそうなので今までのバージョンをメインとしながら移行して行った方が良いのかもしれません。

見たところ操作性は以前からLogicシリーズを使用していたらある程度の主要な部分は初見で使いこなせそうな雰囲気だと思われます。
過去のLogicシリーズではバウンス後の音質がmixの時と変化してしまったりなどもありバージョンアップを重ねながら徐々に改善されてきたように感じていましたので、今回のLogic pro Xの音質がどのような風になっているのかも気になるところです。

昨日今日でリリースされたばかりのソフトのためサードパーティー製との折り合いがどうなのかまだ分からないので
とりあえず様子を見ながら出来れば新しく導入してみようかと考えております。。。

購入はAppストアでダウンロード&インストールで完了です。

今回のものもダウンロード販売オンリーとなっているようです。
また、今回のLogic Pro Xは8や9などの過去のバージョンからのアップグレード版や特別価格版などは存在していませんので新規に購入するカタチとなると思います。
しかし、価格自体が昔のエクスプレス版程度の価格になっているため、導入も比較的踏ん切りが付きやすいはずです(笑)

購入者のレビューなども記載されていますので評判や感想が気になる方は一度確認しておくと良いかもしれません。


注意点。Logic Pro Xは32Bitプラグインが使えないらしい。


これは結構深刻な事だと思うのですが、Logic Pro Xは今までサポートされていた32bitで動作するAUプラグインが使用出来なくなっているようです。
Logic Pro Xになると64bit環境対応のAUプラグインのサードパーティー製ソフトしか起動出来ないようなので、32bit環境向けのプラグインを使用する際にはLogic9を使用するしか無いとの事です。動作確認をしていないので確実には言えませんがWavesやNI社のプラグインのように64bitに対応されているものなら比較的安全だとは思います。

9に付属していた32BitのAUプラグインを起動させるソフトなどが付いていないという事だと思われますので各種ソフトウェアシンセサイザーやプラグインなどを64bitに対応させるなどの処置が必要になります。

32Bitを使うならLogic9との共有が望ましいかもしれない。


ちなみに、外部ソフトを使用してLogic Pro X上で同期させている方々も居るようですが、少々不安定な気もしますし、メインで使用したいプラグインやソフトシンセで32bitじゃないと動かないソフトが数個あるので、ちょっと僕はもう少し導入を待ってみたいと思います。


★早速DLからインストール、起動までの流れを丁寧に解説されている動画をアップされている方がいらっしゃいましたのでご紹介しておきます↑



Logic Pro Xについての詳細は以下より↓

■アップル Logic Pro X公式サイト


AppleのシーケンサーソフトLogic Pro Xがリリース AppleのシーケンサーソフトLogic Pro Xがリリース Reviewed by hossy on 18 7月 Rating: 5
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