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2013年12月11日水曜日

ウォークマンの幻想的なCMで注目されるハイレゾ音源とは

ハイレゾ音源
Hi-Res AUDIOのロゴ(画像:ウォークマンの公式YouTubeより引用。)

音楽を聴くものから感じるものへ進化させた噂の超高音質「ハイレゾ音源」の正体。


先日よりSonyのウォークマン公式YouTubeサイトで公開されている「オンガクの結晶」というCMで砂をのせた光るボードに特定の周波数で共鳴させる事で神秘的な図形を浮かび上がらせるという「ハイレゾアート」と題したCMが公開されていますが、今回は「ハイレゾ音源」とは何なのか?を簡単に解説していきたいと思います。


ハイレゾとは数倍の音質で再生する"高解像度"の音楽データのこと。

ハイレゾ音源
圧縮からCD、ハイレゾ音源までの比較を絵にするとこんな感じのイメージ。

ハイレゾとは「High Resolution」(ハイレゾリューション・オーディオ)の略で、一般的にCDに収録されている音楽データは(44.1kHz/16bit)に圧縮されたものとなっており、レコーディングの際に収録されるデータをスタジオでのマスタリング時にCDの企画に合わせてあえて落としています。

このレコーディング時の音質はCDに収録される(44.1kHz/16bit)より高解像度な24bitという企画となり、より細かな情報量が含まれたものなのですが、
今回ご紹介しているハイレゾ音源とは、この24bitのものをそのまま配信形式で販売してしまおうというものです。

画像や映像で例えれば500pxで見ていた画像が1000pxとかになったり、フルHDが4Kになったりという感じに近いと思います。

24bit形式の音源は再生出来ない機種などが多く普及しにくかったのが現状でしたが、時代の進化とともに対応するオーディオ機器が増えて来ており、原曲のデータに忠実な音楽を楽しみたい方にはたまらない贅沢な音源が手に入る時代になって来ました!

ハイレゾ音源とは一体何がスゴいのか?

ハイレゾ音源とは
ハイレゾ音源になると文字通り「そのままの音」を聴く事が可能に。

それだけを聞くと「ハイレゾ」って何だか未知の世界のように過ごそう!と感じる方もいると思いますが、実際のところ録音環境などの違いによって最終的に耳に届く音は異なってくるので一概には言えませんが、より細かい音の粒子を感じ取る事が出来るようになる!かも的な感じです。

なのでハイレゾ音源は例えばアーティストやミュージシャンが楽曲制作やレコーディングの際に耳にしている音質と変わらないレベルのものを求めたい方にはオススメですが、mp3やaacの形式で十分という方には微妙だったりもします。

ここからは個人的な見解なので間違っているかもしれませんが、、、。

この手の高音質データは原音に忠実なものの方が効力を発揮すると思われるのでジャズやクラシックなど、原音の楽器や息づかいが分かるような音楽の愛好家の方やロックだとギターやヴォーカルの生々しいライブ音源などは向いていると思いますが、逆にヒットチャートに並んでいるような楽曲などについてはミックス段階で一定量の周波数をカットして各トラックの音が濁らないようにしていたり、マスタリング過程でテレビやCMに合わせたり、安いスピーカーから高いスピーカーまで一定の安定した再生が可能になるようにマスタリングされていたりするようなので、24bit形式でもものすごく生々しいという状態には聞き取れない可能性はあります。。。

ハイレゾ音源を究極に楽しむにはどうすればいいの?




上に色々と書きましたが、それならハイレゾ音源を最大限に楽しむにはどうしたらいいの?となってしまいますよね。

ハイレゾ音源を最大限楽しむには音の入り口から出口まで全てをハイレゾに合わせてしまうことが一番だと思っています!
ハイレゾ音源 mora
moraのハイレゾ音源専用サイト(画像:mora公式サイトより引用)
mp3や16bitのWavファイルをハイレゾ対応機材で再生してもハイレゾにはなりません!上の画像のmoraなどからハイレゾ音源としてリリースされているデータが必要となります。

以前はオーケストラやジャズなどのインスト系の楽曲が多い印象のハイレゾ音源ですが、現在は普通の洋楽やJPOPでも結構な数がダウンロードする事が出来るようになっています。


まずは音の入り口ですが、24bitで再生される事を前提としたトラック制作、レコーディング、ミックス、マスタリングなどの流れです。実際のところ、現在のサンプリングやDAW環境なども含め、音楽制作では殆ど全てが24bit以上の音で制作されており、最終的な段階でCD音質の16bitに落としているので、最終段階のものを24bit向けにして出すだけとなると考えています。

それらのハイレゾ音源は

もし自分で音楽を制作したり録音したりするのなら、予め設定を24bit96kHzなどにして録音し編集し書き出すカタチが理想的です。この間に通すプラグインなどの設定も同じく24bit用のものが良いです。

次は再生するオーディオです。
ハイレゾは主にパソコンからデータとして購入して聴くカタチになりますので、購入したデータを再生させるためのソフトやハイレゾ音源に対応するプレーヤーなどが必要となります。
ハイレゾ音源
実際にDAWから書き出した24bit/96kHzのデータをiTunesで読み込んでみた。

以前はiTunesなどは再生しなかったような気がしていましたが、先ほど24bit96kHzで書き出したWAVデータを読み込ませたところ普通に再生しましたので大丈夫っぽいです。
ただ、やはり情報量が圧倒的なために4分程度の楽曲データで143.5MBと通常の16bitに比べると3倍くらいになるのでハイレゾ音源のコレクションをしたい方はそれなりの容量のプレーヤーやSSD、HDDなどがもう一ついるかもです。。。

よくこれを通すと音質が向上するんじゃないか?的な魅力的な機材も多いですが、実際には耳に直接届くまでに機材やプラグなどが増えてしまうと劣化してしまうので、極力短い(少ない)状態でイヤホン、ヘッドホン、スピーカーに到達するのが理想的だと思います。
なのでそのそれぞれ(再生するデータそのもの、再生したデータを出力させるためのもの、実際に音を出すもの)を良質なものにしておけばシンプルで高音質な状態で聴く事が出来るはず。

Sonyが発売したハイレゾ音源に対応したウォークマン「ZX1」
Sonyが発売したハイレゾ音源に対応したウォークマン「ZX1」(公式サイトより引用)

現状では持ち運びに適したウォークマンなどのプレーヤーは高価でしたが、ソニーが発売したウォークマンZX1のように24bit96kHzに対応したものも結構頑張れば手の届く価格帯で出て来ているのでこれからさらに一般的になってくると思います。

これからは今までのように圧縮形式のデータを持ち出して手軽に音楽を聴くというカタチとともに、今度は奏者や製作者の意図に極力純粋な音楽を自宅や外出先でも手軽に聴けてしまうようになるんだと思うと、分かりませんがiTunesなども含めて"音質"で選べる新しい音楽のカタチが主流になってくるかもしれません。

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Idea Web Toolsは2013年にオールジャンルのサイトとしてスタートし、現在はフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなどスーパーカー、メルセデスベンツ、BMW、アウディなどの国内外の高級車を中心に、世界の自動車に関連するテクノロジーやライフスタイルなどの話題をお届けするブログ形式のニュースサイトとして運営しています。