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ジャガー「XE SVプロジェクト8」を披露!スーパーカー並みの性能を持つ4ドアセダンに。

ジャガーXE SVプロジェクト8
4ドアセダンをスーパーカー並みの性能に強化した「ジャガーXE SVプロジェクト8」
(画像:プレスイメージより)

ジャガーのSVOがチューニングした高性能4ドアセダン「XE SVプロジェクト8」


ジャガーは、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、「XE」をベースにジャガー・ランドローバーの特別部門「SVO」が手がけた高性能モデルとなる「XE SVプロジェクト8」を発表しました。

5.0リットルV8ガソリンスーパーチャージャーエンジンをSVOがチューニングし、最高出力は600PS、わずか3.3秒で100km/hに到達するなど、4ドアセダンでありながらスーパーカー並みのパフォーマンスに仕上げられており、ジャガー史上最も強力なロードカーとなっているとのことです。


最高出力600PS、0-100km/h加速は3.3秒!これまでで最も強力なジャガーのロードカーに。

ジャガーXE SVプロジェクト8
ジャガーの「SVO」によるチューニングで最高出力600PS、トルクは700Nm。
(画像:プレスイメージより)

ジャガーが発表した「XE SVプロジェクト8」は、Dセグメントの4ドアセダンとしてラインアップされている「XE」がベースとなっており、ジャガーのスペシャルビークルオペレーションズ部門「SVO」が2014年に発表した「F-TYPEプロジェクト7」に続くコレクターズ・エディション第二弾として限定生産するハイパフォーマンスモデルとのこと。

ジャガーXE SVプロジェクト8
巨大なウイングが印象的なリアデザイン。(画像:プレスイメージより)
ジャガーXE SVプロジェクト8
開発のカーボンセラミックブレーキも採用。窒化ケイ素セラミックスホイールベアリングを初採用。
(画像:プレスイメージより)
ジャガーXE SVプロジェクト8
ベースモデルのXEとはかなり異なるエクステリアデザイン。(画像:プレスイメージより)
ジャガーXE SVプロジェクト8
各所をカーボン製にするなどにより大幅に軽量化されています。(画像:プレスイメージより)

「XE SVプロジェクト8」には、チューニングされた5.0リットルスーパーチャージドV8ガソリンエンジンが搭載されており、最高出力は600PS、全輪駆動(AWD)システムとモータースポーツ由来のエアロダイナミクス、さらにはボンネットなど各所のカーボン化による大幅な軽量化なども施されており、0-100km/hの加速は3.3秒、最高速度は322km/hに到達する、まさにスーパーカー並みの性能を持つ4ドアセダンに仕上げられています。

4ドアセダンなのに後部座席を排除!?走りを極端に重視した「XE SVプロジェクト8」

ジャガーXE SVプロジェクト8
4ドアセダンとは思えない内装。写真はトラックパック設定モデル。(画像:プレスイメージより)

パフォーマンスを重視した「XE SVプロジェクト8」では、インテリアもかなりスポーティな方向性となり、マグネシウムフレームのバケットシートを装備、さらに、4人乗りの4ドアセダンがベースであるにもかかわらず、トラックパックと呼ばれるオプション設定を選択すると、フロントがカーボンファイバーレーシングシート、後部座席まで取り払われてしまうなど、ハイパフォーマンスセダンという枠を超え、セダンのカタチをしている走りに特化した完全なスポーツカーとなってしまっているようです。

・「ジャガーXE SVプロジェクト8」のプロモーションビデオ。


・「ジャガーXE SVプロジェクト8」の内外装や変更点を紹介する映像。


今回発表された「XE SVプロジェクト8」は、300台限定生産となっており、左ハンドルのみの設定、英国での価格は日本円にして約2200万円に設定され、SVOによりハンドメイドで生産されるとのことで、日本向けの導入については現時点では未公表ですが、世界各国で販売されるモデルであるとアナウンスされており、以前にも「F-TYPEプロジェクト7」が3台のみ国内導入されていたので、もしかすると今後、少数だとは思いますが「XE SVプロジェクト8」も導入されるのかもしれません。
ジャガー「XE SVプロジェクト8」を披露!スーパーカー並みの性能を持つ4ドアセダンに。 ジャガー「XE SVプロジェクト8」を披露!スーパーカー並みの性能を持つ4ドアセダンに。 Reviewed by hossy on 04 7月 Rating: 5
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