「ノビテック」が「フェラーリ・デイトナSP3」をさらに過激な仕様にカスタム!
「フェラーリ・デイトナSP3」といえば、フェラーリの限定シリーズ「Icona(イコーナ)」から登場した特別なV12モデルですが、そんなデイトナSP3をドイツのチューナー「NOVITEC(ノビテック)」がさらに手を加えています。
もともと840PSを発揮する6.5リッター自然吸気V12を搭載している「フェラーリ・デイトナSP3」ですが、「ノビテック」では専用エキゾーストシステムや鍛造ホイール、インテリアのカスタマイズまで用意されていて、ジェントルでありながらもパワーアップされた一台に仕上げることができるようです。
840PSでも十分なのに868PS!
「フェラーリ・デイトナSP3」に搭載されているのは6.5リッター自然吸気V型12気筒エンジンで、最高出力は840PSを発揮します。
ところが「ノビテック」は、このV12エンジンのために専用の高性能エキゾーストシステムを開発していて、メタル触媒などを組み合わせることで排気システムを最適化しています。
その結果、最高出力は868PSまで引き上げられていて、ベース車から28PSアップ。
840PSという時点ですでに十分すぎるほど凄いのですが、そこからさらに28PSを上乗せしてしまうあたりは、さすが「ノビテック」といったところでしょう。
これは危ない!? V12サウンドをさらに楽しめる
そして「ノビテック」のチューニングで特に注目したいのが、エンジンパワー以上にエキゾーストサウンドです。
フェラーリ・デイトナSP3用コアNOVITECシステムと呼ばれる専用エキゾーストには電子制御式のサウンドマネジメント機能が用意されていて、排気フラップを開閉することでサウンドを調整できるようになっています。
控えめな音を楽しみたいときにはフラップを閉じ、V12エンジンの迫力あるサウンドを楽しみたいときには開くという使い分けができるようになっていて、まさに「音」までチューニングする仕様です。(記事の下の方に貼ってある動画で確認できます)
「フェラーリ・デイトナSP3」は自然吸気V12を高回転まで回したときのサウンドも大きな魅力になっているだけに、そこへ「ノビテック」の専用エキゾーストを組み合わせると考えると、これはかなり危ないクルマになりそうです。
さらに、エキゾーストシステムには999純金メッキの仕様も用意されていて、見た目まで徹底的に特別なものにすることができます。
999純金メッキのエキゾーストまで用意
「ノビテック」といえば、性能だけではなく素材や仕上げにもこだわることで知られていますが、「フェラーリ・デイトナSP3」用に999純金メッキのエキゾーストを用意しています。
金メッキは見た目が豪華になるだけではなく、熱を効率的に逃がす効果も期待できるため、エンジンルーム内の熱対策にもつながるとされています。また、上記と併用のスポーツメタル触媒(スポーツキャタライザー)も同じく純度999の金メッキとなっています。
実際にこの性能をこの希少な車で発揮させるようなことはほとんどないと思いますが、そのような見えない部分まで徹底的に仕上げてしまうところが、そしてそんな見えない部分に桁違いのお金を投資するオーナーさんが一定数いるというところが、こうした超高級車/スーパーカー向けチューニングの面白いところですね。
「Vossen」と共同開発した専用鍛造ホイール
足元には、高いデザイン性のホイールを生み出す米国マイアミ発のホイールメーカー「Vossen」と共同開発した「NOVITEC NF10」などの専用鍛造ホイールが用意されています。
「NOVITEC NF10」は細身のスポークを組み合わせたスポーティーなデザインとなっていて、「フェラーリ・デイトナSP3」の低くワイドなスタイルをさらに強調しています。それぞれのサイズはフロントが20インチ、リアが21インチとなっていて、大径タイヤとの組み合わせによって足元の存在感もかなり強くなっています。
「フェラーリ・デイトナSP3」はボディそのもののデザインが非常に特徴的なので、ホイールを交換するだけでも全体の印象がかなり変わります。
しかも「ノビテック」では複数のホイールデザインが用意されていて、オーナーが好みに合わせて選べるようになっています。
インテリアも自分だけの仕様に
さらに「ノビテック」ではインテリアのカスタマイズも行っていて、レザーやアルカンターラなどを使いながら、オーナーの希望に合わせて細部まで仕上げることができます。
カラーや素材の組み合わせによって雰囲気を大きく変えられるため、外装だけではなく室内まで含めて「自分だけのフェラーリ・デイトナSP3」に仕上げられるわけです。
「フェラーリ・デイトナSP3」は世界599台の限定モデルということもあり、同じ仕様の車両が大量に存在するクルマではありません。
そのため、中古市場で購入した他のオーナーがオーダーした仕様を自分仕様へと変更するなどの用途が想像できますし、車が届いたけどなんか違うからやっぱり他の仕様にしたいというような贅沢な悩みを持つオーナーさんにとって、「ノビテック」のカスタマイズはかなり魅力的な選択肢になりそうです。
プレミア価格10億円の車をあえて自分好みのチューニングにしたい大富豪向け?
「フェラーリ・デイトナSP3」といえば、それだけでも世界599台という希少性を持つ特別なモデルですが、新車時価格が200万ユーロ超、現在の為替で約3億6,800万円だったのに対し、中古市場では600万~700万ドル台、つまり約10億~11億円を超える価格で落札される例もあります。
そんな超高額なクルマをさらにチューニングしてしまうのですから、これはもう「やりすぎ」と言ってもいいレベルですが、ただ、さすがにデザインを大胆に変更したようなエアロを付けたりはせず、あくまでベース車の性能やシルエットを重視したカスタムにとどめているところがノビテックらしいですね。
「フェラーリ・デイトナSP3」を所有できるだけでも限られた人ですが、さらに「ノビテック」でカスタマイズするとなれば、まさに究極の趣味の世界といえそうです。
画像:記事参考:novitec公式サイトより
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