（画像：ポルシェ公式プレスリリースより）

■ポルシェ911タルガ。最先端のルーフテクノロジーを搭載し登場。

2014年の1月13日に開催中のデトロイトモーターショーにてポルシェが公開したのは予てからウワサされていた新型のスポーツカー「ポルシェ911タルガ」（Porsche 911 Targa）です。

このモデルはタルガトップと呼ばれる個性的なスタイルのオープンカーとなっており、コンバーチブルのトップと稼働部が一体化されたリアウインドウを搭載したスタイルで、1965年に登場した911タルガシリーズの最新モデルとしてラインナップされる予定です。

今回の発表では350馬力を発揮する3.4リッターエンジンを搭載した「911タルガ4」と400馬力の3.8リッターモデル「911 タルガ 4S」が設定されており、ハイパフォーマンスとクラシカルで新しいスタイルを併せ持った最新モデルとして注目が集まっています。

■良好な視界も確保された開放感のある「ポルシェ911タルガ」

911タルガのルーフシステム稼働時の様子。（画像：ポルシェ公式YouTubeチャンネルより）

最初にもちょこっと書きましたが、このモデルは1965年に登場した初代の911タルガ（Type 997）のクラシックなイメージを革新的に再現したデザインのモデルとなっており、最新モデルとなる新型の「911タルガ」ではフルオートマチックで稼働するルーフシステムがコンバーチブルトップをボタン一つでリア部分に格納する仕様で、良好な視界を確保出来る他、「911 タルガ 4」「911 タルガ 4S」ともに4WDとなっていることであらゆる天候に対しても最適なドライブを楽しむことが出来るとのこと。

初代の911タルガはこのようなデザイン（ポルシェ公式プレスリリースより）

■911シリーズ同様にハイパフォーマンスな「911タルガ」

ポルシェ911タルガは4WDで2グレードが用意。（画像：ポルシェ公式プレスリリースより）

デザイン面では現行のモデルの中でも特徴的で異彩を放つモデルとなった「ポルシェ911タルガ」ですが、性能面ではポルシェ911をベースとしているためハイスペック、ハイパフォーマンスとなっています。

独特なドーム型の可動式リアウインドウを搭載しているため違うモデルのようにも見えますが、基本的に911タルガは911カレラ4カブリオレと多くの共通点を持ったモデルとなっており、搭載されたテクノロジーやボディーについてはほぼ同一の設定のようです。

350馬力を発揮する水平対向3.4リッターエンジンを搭載した「911タルガ4」では0-100km/hの加速が4.8秒を記録し、さらに上位グレードとして登場する400馬力の3.8リッターモデル「911 タルガ 4S」では0-100km/hまでの加速が4.4秒、最高速度は296km/hに達するという驚異的な性能を誇ります。
（※PDKおよびスポーツクロノパッケージを装備した場合。）

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