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もしも1940年代のレースカーをインフィニティが製造したら?ユニークなコンセプトカー「プロトタイプ9」を発表。

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー
日産の高級車ブランド「インフィニティ」が1940年代のレーシングカーをイメージしたコンセプトカー「プロトタイプ9」を発表!(画像:プレスイメージより)

1940年代、日本のサーキットを走るレースカーをイメージしたインフィニティの「プロトタイプ9」


日産の高級車ブランド「インフィニティ(INFINITI)」は、1940年代のレーシングカーを伝統的な製作技術と最新技術を使って製造したというコンセプトカー「プロトタイプ9(Prototype 9)」を発表しました。

「プロトタイプ9」は、日本のモータースポーツの新時代に触発され、もしも1940年代に日本のサーキットを走るレースカーをインフィニティが造ったらどのように見えるかをイメージして生み出されたというユニークなレトロデザインのモデルに仕上げられています。


「プロトタイプ9」は、かつての日本のモータースポーツを意識したユニークなデザインが特徴的なコンセプトカーに。

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー
「プロトタイプ9」はレトロなスタイルに最新技術を搭載したユニークなコンセプトカーに。

ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初披露されるというインフィニティの最新コンセプトカー「プロトタイプ9」は、レトロなデザインを実現するために職人技と高度な技術を駆使して、1940年代のレースカーのスタイルを再イメージングしたというユニークなモデルとなっており、伝統的な材料や技法を使いハンドメイドで組み立てられながら、一方では日産の先進パワートレイン部門のプロトタイプのモーターとバッテリーを搭載するという対照的な技術の融合によって製造されているとのこと。

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー
インフィニティのモデルに付けられる「Q」と日本での「9」の発音が似ていることから付けられた名前に。
日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー
「プリンス自動車」のDNAを受け継ぐインフィニティがレーシングカーを作ったらこんなデザインに!?

こちらの「プロトタイプ9」の名称は、インフィニティのモデルに付けられる「Q」が、日本での「9」の発音に似ていることから付けられたもので、このモデルを製作するために日産の匠のチームが集まり慎重に時間をかけて製造したようで、ヘッドレスト部分に日本の国旗が縫い付けられていたり、各所に日本語が使われていたりと、日本を意識したものとなっているのも特徴的ですが、1960年代に合併し現在は日産の一部となっている「プリンス自動車」のDNAを受け継いだモデルとして、もしもインフィニティが1940年代にレースカーを造り出し、多摩川スピードウェイのようなかつての日本のサーキットで走ったら、、、というイメージを元に描かれたスケッチをもとに生み出されたプロトタイプとなっているようです。

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー

日産 インフィニティ プロトタイプ9  コンセプトカー
8月に米国で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて初披露されます。

レトロデザインに市販車には現時点で採用されていないプロトタイプの電動モーターとバッテリーを搭載しているという電気自動車の「プロトタイプ9」は、最高出力148HP、最大トルク320Nmで、0-100km/hの加速が5.5秒、最高速度は170km/hと公表されており、サイズは全長4330mm、幅1820mm、高さ910mm、重量は890kgとのことで、特別に製造されたコンセプトカーなので、8月に米国で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスに出展されるものの市販化はされないものと思われますが、本格的に過去と未来が融合したユニークなスタイルはとても魅力的に感じられます。
もしも1940年代のレースカーをインフィニティが製造したら?ユニークなコンセプトカー「プロトタイプ9」を発表。 もしも1940年代のレースカーをインフィニティが製造したら?ユニークなコンセプトカー「プロトタイプ9」を発表。 Reviewed by hossy on 17 8月 Rating: 5
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