Viva エルヴィス
■エルヴィスプレスリーの名曲を新解釈でリミックスした「Viva Elvis」
エルヴィスプレスリーと言えば"キングオブロックンロール”として今もなお伝説として世界の音楽界に君臨しているアーティストですが、今回は少し前のアルバムとなりますが、そんなエルヴィスの楽曲を大胆にアレンジ、リミックスしたアルバム「Viva Elvis」(ビビバエルヴィス)をご紹介します。
■エルヴィスが21世紀にニューアルバムを制作してたら、、、。
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このアルバムは「21歳のエルヴィスがこの21世紀にニュー・アルバムを制作したらきっとこんなサウンドを創り出していたに違いない」というコンセプトにより作られたもので現在の最新技術を使用した音声やトラックのサンプリングやミックス、マスタリングを行いキングオブロックンロールを現代に蘇らせた渾身のアルバムとなっています。
「Viva Elvis」はエルヴィスプレスリーエンタープライズとラスベガスで行われているシルク・ドゥ・ソレイユの公演『Viva ELVIS』の協力で実現したアルバムです。ちなみにアルバムのプロデュースを行ったのはシルク・ドゥ・ソレイユの音楽プロデューサーとのこと。
もともとエルヴィスプレスリーの曲は現代のJPOPに近いメロディラインやコード構成を使用したものも多く、どれだけ月日が経っても古くささを感じさせないのでビートルズに次いで頻繁にカバーやサンプリングにも多用されたりしています。
■あのジョージアの曲も収録。
さらにViva Elvisの日本版のCDにはジョージアのCMで使用されていて話題となった「A Little Less Conversation (JXL Remix)」も収録されていますので聞き逃した方は要チェックです。
このアルバムの中での個人的にフルリピートな楽曲は「Blue Suede Shoes (Viva Elvis)」というアルバムの2曲目(実質1曲目)から収録されている曲で、インタビュー音声のサンプリングやDJプレイなどを織り交ぜながらも原曲へのリスペクトを忘れないという心意気が現れているように感じられ、現代を生きる人たちでも全然カッコ良く聞く事が出来てしまいます!
僕はiTunesから購入していますが上にも書いたように「A Little Less Conversation (JXL Remix)」は日本版のみの収録のため別のアルバム「Elvis:30 #1 Hits」からの購入となりました。
■リミックスだけど原曲にリスペクトが感じられるアルバム。
この手のアルバムは無理な企画で当たり外れが多く手を出すたびに一喜一憂してしまったりするパターンも多かったりするのですが、このアルバムについては個人的に当たりだと思います!
リミックス版の場合によくあるトラックが楽曲本来の質を変えてしまっていたり、リズムや音色が原曲と合っていなかったりということもほとんどなく、元の楽曲プラス現代の解釈を上手く融合させた作品に仕上がっていると思います。
以下のVEVOにて名曲「Suspicious Minds」の公式PVを視聴可能です。
個人的にはこの曲については原曲の方が切なさが出ていて好きなのですが、このヴァージョンもその雰囲気を壊さずロック系にアレンジしていてカッコいいと思います。
(※再生出来ない場合は直接飛んで下さい)
このアルバムで今の時代に蘇ったエルヴィスプレスリーの新たな魅力に触れてみるのもいかがでしょうか?
[収録曲]
1.オープニング
2.ブルー・スエード・シューズ
3.ザッツ・オールライト
4.ハートブレイク・ホテル
5.ラヴ・ミー・テンダー
6.キング・クレオール
7.ボサノヴァ・ベイビー
8.バーニング・ラヴ
9.メモリーズ
10.好きにならずにいられない
11.ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(Piano Interlude)
12.サスピシャス・マインド
13.リトル・レス・カンヴァセーション(JXL Remix Version) ※日本盤のみのボーナストラック
以下のAmazonページからも他のリスナーのレビューを拝見出来ます。
過去にエルヴィスを聞いていた方にも、これから初めてエルヴィスを聞いてみようと思っている方にもお勧め出来るアルバムだと個人的には思っています。。。
エルヴィスプレスリーのリミックスアルバム「Viva Elvis」がカッコいい
Reviewed by hossy
on
07 8月
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