HEIMPLANETのテント「THE CAVE」画像：heimplanet.comより引用。

■これがテント！？近未来的デザインの「THE CAVE」

僕はアウトドア派ではなくインドアな人間ですが、何故かアウトドアグッズ的なものに強い憧れがあったりします。その中のひとつとして「テント」というあとは寝袋さえあればどんな環境でも寝る事が出来る便利なものがありますよね。

普通はテントと言えば三角形のあれを思い浮かべると思うのですが、
今回ご紹介するのは5角形の構造を持つ近未来的なテント「THE CAVE」です。

■完成までわずか一分！空気の力で立ち上がる不思議なテント。

HEIMPLANETのテント「THE CAVE」画像：heimplanet.comより引用。

「THE CAVE」のその特徴的なデザインはパッと見は太い金属やアルミのパイプで形成されているように見えますが、実はポリエステル製のフレームに空気を入れる事により完成するというスゴいテントなんです。
この構造により「THE CAVE」はテントの持ち運びの際のサイズがちょっと大きなバッグ程度でしかなく、収納されたテントに空気を入れる事により人が入って寝る事が可能なテントが完成します。

空気を入れる様子はこちら↓

自転車のタイヤに空気を入れるようにテントに空気を注入するとあっという間にテントのカタチに膨らんでいきます。

広げて膨らませて終わり。その間なんと一分程度！

エアフレームにテントの外装も一緒に付いているため、空気を入れてちょこっと整えたら完成となるみたいです。「THE CAVE」さえあればあの面倒な組み立て時間から解放されることが出来てしまいます！

このエアフレームはINFLATABLE DIAMOND GRIDと名付けられているようで、独立した５つの空気室に注入する事で安定した形状とスタイリッシュな外観と短時間の組み立てを実現させているようです。

■完成が簡単！という事は片付けるのも超簡単。

HEIMPLANETのテント「THE CAVE」画像：www.ahalife.comより引用。

お察しいただけると思いますが、空気を入れるだけで完成するという事は、
片付けも空気を抜くだけで終了ということです！

空気を抜いて各所の固定を外す？だけでみるみる小さくなっていきます。
あとは寝袋のようにもとのケースに収納して終わりです。

以下より空気を抜いて片付ける様子をご覧いただく事が出来ます↓

すごいですよね。。。
組み立ても片付けも苦でなくなってしまいそうです。

■安定した設計で強風にも耐えるタフなテント。

HEIMPLANETのテント「THE CAVE」画像：heimplanet.comより引用。

さて、ここまでこのテント「THE CAVE」についてデザインや立ち上げなどについて書いて来ましたが、
もう一つ重要な事があります。

それはテントにとって一番大切な「機能性と耐久性」です！

実はこの「THE CAVE」はエアフレームが複雑に絡み合った形状をしていることにより耐久性が強く出来ています。空気だけだと不安定そうに思えますが、固定さえすればある程度の強風にも耐えられるように設計されているようです。

実際に強風を当てて強度をテストしている映像があり、
以下よりそのテストの様子を見る事が出来ます↓

もちろん内部に重しとなる人やものがなければ飛ぶでしょうが、「THE CAVE」は急な天候の変化などにも柔軟に対応が出来そうですし、それに加え簡単に組み立てる事が出来るので、、、

もはやこれは組み立てとは言いませんよね、立ち上げる、または膨らませる事が出来るので直感的に使用可能な上にデザインと機能性もあるアイテムとなっているようです。

■個人的にもちょっと欲しい。

HEIMPLANETのテント「THE CAVE」画像：heimplanet.comより引用。

全くアウトドアじゃないですが、個人的にちょっとこれ欲しいです。
部屋の中に設営してその中で眠りたいです（笑）

HEIMPLANETというドイツの会社が開発したものでポルトガルの海で思いついたアイデアをもとに製品化されたのが今回ご紹介した「THE CAVE」だそうです。

ちなみにお値段は500〜800ドル程度となっており、日本でも販売しているお店がありますので機会があれば近未来なスタイリッシュなテント「THE CAVE」を体感してみてはいかがでしょうか？