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「シトロエンC4カクタス」(公式プレスリリースより) |
■新型「シトロエンC4カクタス」え?これコンセプトカーじゃないの!?
シトロエンと言えば、過去から現在まで、デザイン面では独創的で他の自動車メーカーが作らないようなモデルでもリリースして来ていた印象がありましたが、今回のこれはちょっとスゴいです。。。
2月5日にシトロエンが発表したのは3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショーにて一般公開する予定の新型クロスオーバーモデル「
シトロエンC4カクタス」(Citroen C4 Cactus)です。
今回発表されたイメージを見ても、これが"市販車"として登場するとは信じられませんが、昨年のフランクフルトモーターショーにて公開されていたコンセプトカーを市販モデルとして改良した車両とのこと。
■エアバンプ(空気の出っ張り)を搭載した「シトロエンC4カクタス」の衝撃的なデザイン。
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「シトロエンC4カクタス」のデザイン(公式プレスリリースより) |
「
シトロエンC4カクタス」はパッと見だと個人的にはポルシェ・カイエンを可愛くしたようなデザインのようにも感じますが、そんな事よりも多くの人が「
え!?」と感じるはずなのが「エアバンプ」と呼ばれる新素材を採用している部分だと思います。
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サイドから見た「シトロエンC4カクタス」のデザイン。(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」のイメージ。(公式プレスリリースより) |
エアバンプはそのまま訳すと多分(空気の出っ張り)的な意味だと思うのですが、これは素材の内部に空気のカプセルを搭載した弾力性のある構造のものらしく、一目見て分かる両サイドのドア部分に設置されたエアバンプの他に、ボディーの前後にも装備されています。
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「シトロエンC4カクタス」に搭載されたエアバンプ。(公式プレスリリースより) |
このエアバンプを搭載する事により、軽い衝撃から「シトロエンC4カクタス」のボディーを保護してくれる役目を果たすという優れもの?らしいです。
なんだかクルマを守るエアバッグみたいですね。
■「シトロエンC4カクタス」のサイズや価格、スペックなどは?
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「シトロエンC4カクタス」は小型クロスオーバーサイズ(公式プレスリリースより) |
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C4カクタスを人と比較したサイズはこのようなイメージ(画像:Citroënより引用) |
今回の発表では車両イメージなどの大まかな情報だけが公開されており、現時点では「シトロエンC4カクタス」についての詳細スペック等は明らかになっていませんが、ボディーのサイズは全長が4160mm、全幅が1730mm、全高が1480mm、ホイールベースが2600mmと発表されており、搭載エンジンも詳細不明ながら「
最新の環境エンジンと現行C4よりも軽量なボディーの組み合わせ」となっているようなので、デザインだけでなく性能面でもエコロジーに配慮したクルマになると考えられます。
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斜め後ろから見た「シトロエンC4カクタス」(公式プレスリリースより) |
また、価格についても現時点では公表されていませんが、現行モデルのシトロエンC4が266万円で設定されているので、個人的にはその辺りか、それ前後なのではないかと予想しています。このC4カクタスについては「エアバンプ」がコスト的にどうなるのかも気になるところです。
そのほかの写真は以下より
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「シトロエンC4カクタス」のインテリア(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」のインテリア(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」のルーフ(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」のホイール(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」のエクステリアデザイン(公式プレスリリースより) |
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「シトロエンC4カクタス」(公式プレスリリースより) |
最後に、シトロエンC4カクタスが公開された際の動画を掲載しておきます。
こういうプレゼンや発表の場でさえも自動車会社らしくない(良い意味で)です。
とりあえず、このクルマは市販されるようなので、実際に購入したら、家族や友達からボディーがどうなっているのか触られまくる事間違い無しな気がしますね。