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「フェラーリカリフォルニアT」(画像:公式プレスイメージより) |
■最新モデル「フェラーリカリフォルニアT」が登場。
フェラーリが最新モデルとなる「
フェラーリ・カリフォルニアT」のオフィシャル画像やスペックなどの概要を発表しました。
今回発表された「
フェラーリ・カリフォルニアT」(Ferrari California T)は2008年より販売されている現行モデルのカリフォルニアをベースに大幅な改良を行ったモデルとなっており"マイナーチェンジ"的な位置づけながらもエクステリアのスタイルやインテリアデザイン、排気量も変更された新しいモデルとして登場します。
■ピニンファリーナとの共同デザインとなる「フェラーリ・カリフォルニアT」
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「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
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「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
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ルーフを閉めた状態の「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
「
フェラーリ・カリフォルニアT」のエクステリアデザインはフェラーリの車両のデザインを多く手掛けて来た「ピニンファリーナ」と「フェラーリ・スタイリングセンター」との共同開発となっており、現行のカリフォルニアから引き継がれた美しいスタイルを維持しながらも、フロントからリアに至るまで多くの箇所でデザインの変更が行われた事が確認出来ます。
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ルーフを開けた状態の「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
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ブルーの「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
このデザインについては、フェラーリ250テスタロッサのポンツーンフェンダースタイリングなどに影響されたもので、今までのフェラーリカリフォルニアとリトラクタブル・ハードトップを備えた仕様となっています。
■フェラーリ・カリフォルニアTで変更されたデザイン。
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「フェラーリカリフォルニアT」のデザイン。(画像:公式プレスイメージより) |
「フェラーリ・カリフォルニアT」のマフラーの形状は、今までのカリフォルニアの縦置き型のものから変更された4本出しスタイルのものとなっています。
また、フェラーリ・カリフォルニアTでは新たに設計されたグリルデザイン、やエアインテークをはじめ、視覚的に今までのカリフォルニアのイメージを崩さず、多くの箇所でフェラーリF12ベルリネッタやフェラーリFFといった、最新のフェラーリのラインアップモデルのデザインからインスタレーションを得た仕上がりとなっているようです。
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「フェラーリカリフォルニアT」で新しく変更されたヘッドライト。(画像:公式プレスイメージより) |
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「フェラーリカリフォルニアT」のテールライトと現行モデルと同様(画像:公式プレスイメージより) |
ヘッドライトは最新のデザインのものに変更されましたが、テールライトは今までのカリフォルニアと同じスタイルのものが採用されています。
■「フェラーリ・カリフォルニアT」はインテリアも大幅な更新を実施。
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「フェラーリカリフォルニアT」のインテリア。(画像:公式プレスイメージより) |
「フェラーリ・カリフォルニアT」のデザイン変更はエクステリアだけに留まらず、インテリア部分でも新しく更新されています。
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「フェラーリカリフォルニアT」には中央のエアコン部分に小型ディスプレイが追加されている。
(画像:公式プレスイメージより) |
新しいフェラーリカリフォルニアTでは、上位モデルのF12ベルリネッタのものを意識してデザインされたコンソールとなっており、中央のエアコンの吹き出し部分に設置された小型ディスプレイ「Turbo Performance Engineer」や、タッチパネル式の6.5インチディスプレイが配置されたセンターコンソールなど、過去のカリフォルニアには無い最新のアイテムも搭載されたことで、差別化を図った新しい「フェラーリ・カリフォルニアT」のデザインとなっているようです。
■フェラーリ・カリフォルニアTのスペック。
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「フェラーリカリフォルニアT」に搭載されたV8エンジン。(画像:公式プレスイメージより) |
フェラーリ・カリフォルニアTにはV8ミッドフロントエンジンが搭載されており、このエンジンは、最新のマセラティ・クアトロポルテと同様のものをベースに、それをフェラーリ仕様にしたものとなっているようです。
カリフォルニアTでは現行のモデルよりもパワーアップした552馬力のツインターボチャージャー3.8リッターV8エンジンを搭載し、最大トルクは755Nm(77kgm)@4750rpmを実現しており、その結果、新しいカリフォルニアTは停止状態からわずか3.6秒で100km/hに到達し、最高速度は316km/hというパワフルな加速性能となっています。
スーパースポーツカーでも最近はやっぱり気になる燃費性能については、1リットルあたり9.5km/h程度でCO2排出量も改善されているなど、巨大なパワーを持ったラグジュアリーなスポーツカーとしてはエコなモデルでもあるようです。
ちなみに新しい名称の「フェラーリ・カリフォルニアT」のTの意味は「ターボ」の頭文字です。
■フェラーリ・カリフォルニアTのサイズ。
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「フェラーリカリフォルニアT」のサイズは現行モデルと同じくらい。(画像:公式プレスイメージより) |
新しいフェラーリ・カリフォルニアTのサイズは
「全長:4570 mm」「全幅:1910mm」「全高:1322mm」で「重量は1625kg」と公表されております。
これについては今までのフェラーリカリフォルニアの「全長:4560mm」「全幅:1900mm」「全高:1308mm」に比べて若干大きくなったサイズですが、フルモデルチェンジではなく、フェラーリ・カリフォルニアTが現行モデルを改良したビッグマイナーチェンジとして登場するモデルのため重量も含めて大きな変更は行われていないようです。
■フェラーリ・カリフォルニアTのセレブ向け内覧会を開催。
フェラーリ・カリフォルニアTのワールドプレミアはジュネーブモーターショーと書いていますが、一部のセレブ向けに内覧会が行われ、その映像がフェラーリより公式に公開されましたのでご紹介。
世界中の800人以上に及ぶフェラーリのクライアントに向けてエンツォフェラーリ美術館で行われたイベントとなっているようで、動画ではホワイト、レッド、ブルーのフェラーリ・カリフォルニアTが確認出来ます。
公開された以下の動画では最初に発表された際のイメージ的な画像とは違い、新しいフェラーリ・カリフォルニアTの実車のエンジンやインテリアなども見ることが出来ます↓
■「フェラーリ・カリフォルニアT」のワールドプレミアはジュネーブモーターショー。
この新しい「
フェラーリ・カリフォルニアT」は2014年3月4日より開催されるジュネーブモーターショーにてワールドプレミアする予定となっており、今回の発表はそれに先駆けて概要などを公開した物となっています。
現時点では上記の詳細を含め、限られたオフィシャルのイメージのみの公開となっているため、実際にこのモデルが登場するジュネーブモーターショーの会場で、細かな変更点や仕様などの情報も明らかになってくると思います。
日本向けの情報が公開されましたので以下の記事より掲載しております。
フェラーリカリフォルニアTがついに日本上陸!