フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
■「ゴルフGTE」フォルクスワーゲンからスポーティで低燃費なプラグインハイブリッド車が新登場。
フォルクスワーゲンは7代目の「ゴルフ」シリーズに新たにプラグインハイブリッド車となる「ゴルフGTE」を追加することを発表しました。このモデルは3月に行われるジュネーブモーターショーにてワールドプレミアされる予定です。
「ゴルフGTE」のデザインはゴルフ「GTI」や「GTD」と同じようなスタイルでプラグインハイブリッドとしての性能とスポーティな志向のゴルフのデザインを併せ持つモデルとなっており、GTIがレッドのアクセントを使用しているのに対して「ゴルフGTE」ではブルーのアクセントを取り入れたクールなデザインとなっています。
■「ゴルフGTE」は燃費が65km/リットル以上!?優れた環境性能とスペック。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
PHVと言えば低燃費というイメージが強く、選ぶ基準としても最も重要視される部分が燃費性能だったりすると思いますが、今回発表された「ゴルフGTE」では直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンと蓄電容量8.8kWhの水冷リチウムイオンバッテリーを搭載しており、欧州複合モード燃費が「65km/リットル」以上!というスゴい数字となっているようです。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
「ゴルフGTE」に搭載された直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは最大出力が150馬力、モーターは最大出力102馬力となっており、この2つのシステム全体で204馬力のパワーを発揮し、0-100km/hまでの加速が7.6秒、最高速度が217km/hと公表されているほか、蓄電容量8.8kWhの水冷リチウムイオンバッテリーでの走行は最大で50km、最高速度は130km/hとなっています。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
バッテリーの充電は2時間30分程度で完了することが可能で、上記のガソリンエンジンと二次電池を合わせた最大の走行距離は940kmに及ぶという走行性能、環境性能ともに優れたモデルとなっているようです。
■「ゴルフGTE」のデザインはスポーティなスタイル。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
最初にもちょこっと書きましたが、「ゴルフGTE」はゴルフシリーズのスポーティなスタイルと環境性能を両立させたモデルとなり、ゴルフGTIで使用されていたレッドのアクセントのように「ゴルフGTE」ではブルーのラインがグリル部分とヘッドランプ部分に採用されたデザインとなっています。GTE用に設計された16〜18インチのアルミニウムホイールなどの他は基本的にGTIと同様の設定となるようです。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTEの内装(画像:公式プレスリリースより) |
フォルクスワーゲン・ゴルフGTEの内装(画像:公式プレスリリースより) |
また、内装でもアクセントとしてブルーを使用しており、インテリア、エクステリアともに見た目だけではプラグインハイブリッドのエコなモデルだとは思われないような仕上がりとなっています。
■「ゴルフGTE」の価格と発売時期。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
既にガソリン、ディーゼル、CNG、EVという4つの選択肢があったフォルクスワーゲン・ゴルフのラインアップに「PHV」の「ゴルフGTE」が投入されることにより、今後はさらに多様な選択が出来るようになりますが、気になるのは価格。
現時点で正式な販売価格などは公表されておりませんが、一部海外の自動車メディアなどではゴルフのシリーズではある程度高額で、先日ご紹介したゴルフの高性能モデルとなる「ゴルフR」よりは安い価格のモデルになるのではないかと予想されていましたので、このサイズのカテゴリでは決して手頃な価格では無さそうですが、燃費的な部分とスポーツ志向のデザインの両立という点から見ても許容範囲の方は以外と多いかもしれません。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE(画像:公式プレスリリースより) |
ちなみに「ゴルフGTE」の発売時期は、英国で8月下旬より受注が開始され、12月以降に納車となるようですので、今後、日本での販売が決定した場合は若干それよりも遅れたカタチとなると予想されます。
「ゴルフGTE」スポーツ志向の新型プラグインハイブリッドモデルが新登場
Reviewed by hossy
on
22 2月
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