究極のアバルト「695ビポスト」が日本でも発売!(画像:プレスイメージより) |
■アバルト史上最速の究極仕様「アバルト695ビポスト」が日本発売。
フィアットの高性能モデルを手掛ける「アバルト」が、昨年のジュネーブモーターショーで公開したハイパフォーマンス仕様の最速モデル「アバルト695ビポスト」ですが、ついに9月にも日本で発売されることが発表されました。
このクルマ、見た目はフィアット500のアバルトモデルですが、その他のラインアップとは比較出来ないレベルで性能、装備、価格の全てがスゴすぎる仕様となっています。
■公道走行モデル!だけど中身はレーシングカーな「アバルト695ビポスト」
公道でもサーキットでも走れるスパルタン仕様。(画像:プレスイメージより) |
サーキットでも公道でも究極の走りを実現するモデルとして、9月1日より発売が開始される「アバルト695ビポスト」は、1964年の初代ABARTH 695誕生から50周年を記念してアバルトのレーシング部門が手掛けたレース専用モデル「Abarth 695 Assetto Corse」の公道バージョンとして製作されたモデルで、アバルト史上最速というほどパフォーマンスを重視したスパルタンな仕様となっています。
パフォーマンスを優先し、軽量な素材が多数使用されています。(画像:プレスイメージより) |
軽量18インチアロイホイールを採用。(画像:プレスイメージより) |
エンジンパフォーマンスの向上も。(画像:プレスイメージより) |
「アバルト695ビポスト」は、レース用のトランスミッション「ドグリングトランスミッション」を公道仕様としては初めて採用したモデルとなっているほか、大型の「フロントレーシングインタークーラー」やF1やMoto GPなどに参戦する車両に採用されているBMC製「カーボンエアクリーナーボックス」なども装備するなど、本気で究極の走りを意識したモデルに仕上げられています。
ポリカーボネートに小窓など、徹底的な軽量化が行われています。(画像:プレスイメージより) |
この写真を見て公道モデルだとは思えませんよね。(画像:プレスイメージより) |
後部座席はありません。(画像:プレスイメージより) |
また、サイドガラスがポリカーボネートの小窓付きのものに変更され、アルミ製のエンジンフード、チタンホイールボルトなどの採用により、乾燥重量997kgと車重が徹底的に軽量化されているほか、普通のドライブでは絶対に必要無いと思われるAIM製「データロガーMXL2」やバケットシート、4点式シートベルトなどのサーキットを疾走するための専用装備も多数採用されているのも特徴です。
■アバルト史上最速の「695ビポスト」、日本での価格も究極な設定に。
594万4000円の標準モデルと845万6400円のフルスペックモデルが日本でラインアップ。 (画像:プレスイメージより) |
日本向けの「アバルト695ビポスト」の価格は、標準仕様モデルで594万4000円、これだけでもアバルトとフェラーリのコラボレーション・モデル「アバルト695トリブート フェラーリ」よりも高い設定ですが、本格的なサーキット走行に即時対応出来るというフルスペック仕様では845万6400円と、アルファロメオ4Cのベースグレードよりも高い設定となっています。
発表によると、「究極の走りと日常生活をシームレスに行き来するライフスタイルにぴったりなモデル」とのことですが、軽量化のためオーディオもエアコンも付いていないようなので、日常的に使うのは大変かもしれません。
全てがスパルタン過ぎる「アバルト695ビポスト」が日本上陸!
Reviewed by hossy
on
10 7月
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