フォルクスワーゲン問題で注目される排ガス規制について、マツダが見解を公式発表。 (画像はCX-5のプレスイメージより) |
■マツダ、フォルクスワーゲン問題で見解を公表。
ディーゼルのイメージが強かったので、やっぱり質問や問い合わせが大量に来ていたようですね。
マツダは、フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ問題に関連して、多くの質問などが寄せられた事を受け、「マツダの排出ガス規制への適合対応について」という発表を行い、その中で「各国の規制に厳格に適合させており、違法ソフトやデバイスの使用を一切行っていない」と公表しました。
■「今後も安心してお乗りください。」各国の規制に厳格に適合&違法ソフトも使っていないと公表。
ちなみに日本ではディーゼルのみラインアップされている「CX-3」ですが、北米ではガソリン車のみラインアップされています。(画像はCX-3のプレスイメージより) |
9月29日にマツダが発表した内容は、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン車の排出ガス問題に関連して多くの質問などが寄せられたことについて、「マツダは、法令遵守の精神に基づき、全てのガソリンおよびディーゼルエンジンを、各国の規制に厳格に適合させており、違法なソフトウェア、ディフィートデバイス(無効化機能)は一切使用しておりません。お客様におかれましては、今後も安心してお乗りください。」という文章となっており、フォルクスワーゲンが行っていたようなソフトウェアを使用した不正などを行っていないことを公表したものになっています。
今回問題となった米国向けには、現時点ではディーゼル車自体を導入していないようです。 (画像:Some rights reserved by The National Roads and Motorists' Association) |
フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン車の排出ガス問題については、「巨額制裁金も、フォルクスワーゲンのクリーンディーゼル不正が米国で問題に。」の記事でもお伝えしていますが、米国の排ガス規制を逃れるためにフォルクスワーゲンが行っていた違法ソフトウェアを使用した不正(検査の時だけ作動し排ガスを減らすことが出来る仕組み)により、同じくクリーンディーゼル搭載モデルが好調なマツダにも顧客や関係者からの問い合わせが多くあったものと思われます。
また、今回のディーゼルエンジン車の排出ガス問題とともに、各国当局が検討しているという実走行をベースとした排出ガスの新しい認証試験方法についても、連携した対応を進めていくと発表されています。
マツダ、「各国の規制に厳格に適合、違法ソフトも使っていない」と発表。
Reviewed by hossy
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30 9月
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