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過去に事故で破損したエンツォフェラーリが修理後に2億円以上で落札される。 (画像:rmsothebys.comより引用) |
■修理歴のあるエンツォフェラーリが2億円以上で落札!
事故により大きく破損し修理歴の有るクルマとなれば、価値的にもかなり低くなってしまう印象がありますが、フェラーリの特別なモデルについては例外なのかもしれません。
2月3日にパリで開催されたRMサザビーズのオークションに出品されたエンツォフェラーリは、過去に米国での走行中に車体が真っ二つに破損してしまうという普通なら廃車レベルの事故を起こし、その後にレストアされた車両でしたが、なんと156万8000ユーロ、日本円にして2億円以上という高額で落札されたようです。
■大きく破損したエンツォフェラーリをレストアし装備も追加、オークションで新車の倍以上の価格に。
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新車同様のコンディションにしか見えないエンツォフェラーリ。修理前は原形をとどめない程の状態になっていました。(画像:rmsothebys.comより引用) |
今回オークションで落札されたエンツォフェラーリは、もともとシリコンバレーのハイテク企業幹部ステファン・エリクソン氏の愛車で、2006年に米国カリフォルニア州の高速道路を200キロ以上の速度で走行中に事故を起こし、衝撃で車体が真っ二つになってしまいました。
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米国でハイテク企業幹部が所有していた車両で、高速道路で事故を起こし大破しました。 (画像:rmsothebys.comより引用) |
普通ならそのまま廃車になってしまってもおかしくない程の破損ですが、フェラーリのテクニカル・アシスタンス・サービスが修理するとともに、パワーウインドウやナビゲーション、BOSEのステレオシステム、バックカメラなどの新たな装備を追加し、「フェラーリクラシケ」の認定を受け今回のオークションに出品されました。
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横から見ても問題無さそうですが、2006年に電柱に衝突して真っ二つになっています。 (画像:rmsothebys.comより引用) |
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後ろ側はこんな感じです。(画像:rmsothebys.comより引用) |
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インテリアの写真。レストアとともに新たな装備も加えられました。(画像:rmsothebys.comより引用) |
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カーボンファイバーに覆われたエンジン。(画像:rmsothebys.comより引用) |
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修理はフェラーリのテクニカル・アシスタンス・サービスが担当。(画像:rmsothebys.comより引用) |
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事故での修理歴がある車両が新車の倍以上になるとは、さすがフェラーリの限定車ですね。 (画像:rmsothebys.comより引用) |
ちなみに、今回のオークションでの落札価格が日本円にして2億円以上という高額となったエンツォフェラーリ(限定399台)の当時の新車価格は日本円で7800万円程度だったことを考えると、その希少価値の高さにも驚きます。
真っ二つに破損した「エンツォフェラーリ」が修理後にオークションで2億円以上に!
Reviewed by hossy
on
07 2月
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