シェルビー・コブラの第一号車、オークションで約14億円で落札され、米国製の車で史上最高額を更新! (記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’sより) |
■シェルビー・コブラの第一号車がオークションで米国製の自動車の史上最高額を更新。
もともと現存する車両の希少価値の高い「シェルビー・コブラ」ですが、そんな中でも最も貴重なモデルとなる1960年代に製造された第一号車(市販前のプロトタイプ)が、先日、米国で行われたオークションに出品され、1375万ドル、日本円にして約14億円で落札され、米国で製作された自動車としてのオークションの史上最高額を更新しました。
■1962年のシェルビー・コブラの第一号車、日本円にして約14億円で落札。
出品されたのはキャロル・シェルビー氏らが1962年に製作した量産前のプロトタイプ。 (記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’sより) |
8月19日に米国にて開催された自動車イベント「モントレー・カーウィーク」で行われたオークションに出品された鮮やかなブルーの「シェルビー・コブラ」は、シャシーナンバー「CSX2000」で、本格的な量産の前にキャロル・シェルビー氏らが1962年に製作したプロトタイプとなっており、内装などが傷んでいる様子で確認出来る通り、今までレストアされていない状態という車両ですが、当時のままの鮮やかなブルーのカラーを纏った姿が印象的です。
レストアされていないため、シートなどのダメージもそのままです。 (記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
そんな歴史的な「シェルビー・コブラ」は、1375万ドル、なんと日本円にして約14億円という衝撃的な金額で落札され、この記録で米国製の自動車のオークション史上最高額を更新し、現時点では最も高価な米国製のロードカーとなったようです。
量産前のプロトタイプで、パーツはACカーズのものが多用されているようなので、厳密には純粋なアメ車というよりは「米国で製作された」という感じだと思います。(記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
フォードのエンジンを搭載。(記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
シャシーナンバーは「CSX2000」(記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
落札額の1375万ドルは1968年型のフォードGTの記録を抜いて過去最高とのこと。 (記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
以下の動画では走行シーンもご覧いただけます。(記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s) |
今年2月にも「フェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティ」が約41億円で落札され、自動車史上最高額を更新しているなど、名車であっても1台の古いクルマが数億円から数十億円単位で取引されていることも驚きですが、ここまで来ると、乗り物としてのクルマというよりも、歴史的価値のある芸術作品のような扱いなんでしょうね。記事参考/画像:autoblog/RM Sotheby’s
シェルビー・コブラの第一号車、米国製の自動車として史上最高額の約14億円で落札!
Reviewed by hossy
on
01 9月
Rating: