数年後の納車開始を予定して、ついに予約販売が開始された空飛ぶクルマ「エアロモービル」 (画像:プレスイメージより) |
■空飛ぶクルマ「エアロモービル」ついに予約開始!
2015年に「空飛ぶクルマ」として市販化を目指しているというニュースをご紹介していたAeroMobil社の「エアロモービル」ですが、当時2017年の発売が予定されているとお伝えしていたこちらのモデルが、スーパーカーをはじめとするラグジュアリーアイテムが揃う富裕層向けイベント「トップマルケスモナコ」にて発表され、2017年4月20日よりついに予約販売を開始したようです!
■空飛ぶクルマの価格は1億円オーバー!自動車から飛行機へ変形しる未来の乗り物。
AeroMobil社が開発を進める自動車と飛行機が一体となったユニークな乗り物。(画像:プレスイメージより) |
クルマとして走り出して途中から飛行機に変形して飛び立っていくフライングカーという未来的な発想で、発表当時から話題となっていたスロバキアのAeroMobil社が開発を進めている空飛ぶクルマ「エアロモービル」。
ついに市販化に向けて予約販売が開始された「エアロモービル」について、発表された資料によると、自動車モードから飛行モードへ変形する時間は3分以内で、最高速度は自動車の状態で160km/h、飛行機になるとさらに速くなり、360km/hのスピードで移動することが出来るようで、エアバッグやパラシュートなど自動車と飛行機の両方に対応した安全装備も搭載されているとのこと。
「エアロモービル」は今後数年間で本格生産に入り2020年までに最初の納車が行われる予定とのこと。 (画像:プレスイメージより) |
この姿を見ると飛行機にしか見えませんね。(画像:プレスイメージより) |
普通の道路を走行する際はこのようなスタイルとなります。(画像:プレスイメージより) |
3分以内にフライトモードに変形し360km/hの速度で移動可能と公表。(画像:プレスイメージより) |
セレブ向けイベント「Top Marques Monaco」にて披露されました。(画像:Facebook/AeroMobil) |
リアのデザインはこのような雰囲気。(画像:Facebook/AeroMobil) |
コックピットも自動車と飛行機が組み合わさったようなデザインとなっています。実際に飛行機として乗る場合にはパイロットの免許と滑走路の使用許可が必要となるようです。(画像:Facebook/AeroMobil) |
初回生産される「エアロモービル」は25台となり、最大で500台まで生産される予定とのことで、販売価格は120万ユーロから150万ユーロ、日本円にして約1億4500万円〜1億8000万円程度に設定。当初は2017年発売とされていましたが、今回は予約受注開始となり、今後数年間で本格生産に入る予定で、実際に最初の車両が納車されるのは2020年までの予定と、少し先になるようです。
価格設定からして現時点では超富裕層にしか手の届かないモデルですが、将来的には様々な市場ニーズに向けた異なる価格のモデルを開発していく戦略とのことで、実現すれば,超富裕層以外でも入手することが出来たり、一般向けの移動手段の一つになる可能性もあるかもしれません。
2015年に掲載した記事にてプロトタイプの「エアロモービル」の走行&飛行動画も確認できます。
・ついに「空飛ぶクルマ」が実現!AeroMobilが2017年にも発売へ(2015年3月掲載)
空飛ぶクルマ「エアロモービル」がついに予約販売を開始!価格は1億4000万円以上で数年以内の納車目指す。
Reviewed by hossy
on
27 4月
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