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オークションで1959年製「フェラーリ250GT LWB カリフォルニアスパイダー コンペティツィオーネ」が日本円にして約20億円で落札!(画像:rmsothebys.comより引用) |
■1959年製のフェラーリがオークションで約20億円で落札される。
フェラーリのクラシックカーと聞けば、ここ数年話題となったような超高額な取引価格を考えると、具体的にどのくらいかは分からなくてもなんとなくすごい価格なんだろうとは思ってしまいますが、希少なモデルとはいえ車1台の落札価格が数十億円の単位になってしまうと、やはりビックリしますね。
2017年12月6日にニューヨークにて開催されたRMサザビーズのオークションに出品された1959年製の「フェラーリ250GT LWB カリフォルニアスパイダー コンペティツィオーネ」は、1799万ドル、日本円にして約20億3700万円という、3000万円以上する新車の「フェラーリ488GTB」が60台以上買えてしまう価格で落札されています。
■当時レースにも出場した「250GT LWB カリフォルニアスパイダー」。新車のフェラーリが数十台買える価値に。
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1959年に製造されル・マン25時間レースにも出場していた車両。2011年にはフェラーリによりレストアされています。(画像:rmsothebys.comより引用) |
今回、日本円にして約20億3700万円という高額で落札された1959年製の「フェラーリ250GT LWB カリフォルニアスパイダー」(正式名:Ferrari 250 GT LWB California Spider Competizione by Scaglietti)は、当時、わずか8台のみが製造されたアルミニウムボディで、もともとレースカー仕様として製造され、1959年のル・マン24時間レースにも出場した車両となっており、フェラーリ社のレストア部門が2011年に大幅な修復を行なった後、米国で行われたフェラーリの60周年記念イベントで展示されるなどしたクルマとのこと。
近年、その落札額が話題となっているクラシックフェラーリの中でも最も高額な部類となる今回の「フェラーリ250GT LWB カリフォルニアスパイダー」は、スポーツカーレース黄金時代と呼ばれた頃にレースで活躍した車両で希少価値が高く、さらにレストアされフェラーリ社が認定しているモデルで、ル・マン・クラシックなどのコンクールやヴィンテージレースイベントのための国際資格もあるなど、その付加価値も落札額に反映されているものと思われますが、現在ラインアップされている新車のフェラーリとランボルギーニを全車種買っても約5億円くらいと考えると、数十年前に製造された1台の車の価値が20億円というのはスゴイですね。
1959年製の「フェラーリ250GT LWB カリフォルニアスパイダー」が約20億円で落札!
Reviewed by hossy
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26 12月
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