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2014年2月17日月曜日

高級ハイブリッドカーの「フィスカー」を中国メーカーが買収へ

「フィスカー・オートモーティブ」を中国の「万向集団」が買収へ
フィスカー・カルマ。Photo Credit: Autoviva.com via Compfight cc

「フィスカー・オートモーティブ」を中国の「万向集団」が買収へ。

海外の複数のメディアが報じたところによると、高級プラグインハイブリッドカー「フィスカー・カルマ」などを製造する米国の自動車メーカー「フィスカー・オートモーティブ社」(Fisker Automotive)を中国の自動車関連メーカー「万向集团」(Wanxiang Group Corporation)が買収することで合意したとのこと。

フィスカーはセレブ向けの高級ハイブリッドカーを製造、販売してきましたが、搭載している電池を製造する会社の破綻や、自社のメインモデル「フィスカー・カルマ」の出火事故などで1400台のリコールが発生したのに加え、2012年のハリケーン・サンディがニューヨークをおそった際には、10台以上の車両が水没し、一部が炎上したことも報道されるなど、度重なる不運により昨年、破産申請を行い米国の投資グループ「Hybrid Tech Holdings」に全ての資産を売却すると発表していました。



中国メーカーの傘下?フィスカーの今後は?

フィスカー・カルマ
フィスカー・カルマ。Photo Credit: CaseyBoylePhotography via Compfight cc

フィスカーは唯一製造しているラインアップとなる「カルマ」は俳優のレオナルド・ディカプリオが所有するなどセレブの間でも人気が高く、デザインと環境性能の両面で評価の高い高級プラグインハイブリッドカーでしたが、上記のリチウムイオン電池を供給していたA123 Systemsの破綻や「カルマ」の出火事故が発端に生産することが出来ない状態となってしまい、2013年には全社員の75%に当たる約160人の解雇を発表するなど資産売却を進め、その後、破綻申請に合わせて投資会社へ売却されていました。

フィスカー・カルマ
フィスカー・カルマ。Photo Credit: CaseyBoylePhotography via Compfight cc

今回フィスカーを買収すると報道された「万向集団」は中国自動車部品最大手メーカーのメーカーとしてフィスカーに部品の供給を行っていた会社で、同じくフィスカーにリチウムイオン電池を供給していたA123 Systems(経営破綻)を2億5,600万ドルで買収するなど、アメリカで自動車部品メーカーの買収して成長した中国系の企業であり、現時点では買収に関して両社からの正式な発表は行われていないようです。

エコカーベンチャーとして期待の高かったフィスカーですが、同じくエコカーベンチャーとして順調なテスラモーターズは技術提携や部品供給をトヨタ自動車やダイムラー、パナソニックなどの世界的企業と行っており、そういった部分が独自での製造に重きを置いてベンチャー企業からの電池調達依存を選択したフィスカーとの決定的な違いとなってしまい最終的にこのような明暗分かれる流れになったように思えます。

フィスカー・カルマ
フィスカー・カルマ(公式プレスイメージより)
今後、フィスカーを買収すると思われる「万向集団」がフィスカーブランドやカルマ、そして既に買収しているA123 Systemsをどのように扱っていくのかに注目が集まります。

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