東京を走る新しいMINIクーパー。 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
■フルモデルチェンジした新しい3代目「MINIクーパー」
東京モーターショー2013でワールドプレミアが行われたBMWの新世代MINIの3代目となる最新モデル「MINI(F56)」が発表されました。この新型MINIはフルモデルチェンジして先日11月18日にイギリスのMINIオックスフォード工場で発表が行われておりましたが、モーターショーで公開されるのは東京が世界で初めてとなっています。
↑の映像はLAでの発表会の様子。
2014年以降に登場予定のこの全く新しいMINIではプレミアムスモールカーのセグメントとしての威厳的なMINIのデザインを保ちつつ、一段と最適化されたドライビング性能と燃費バランスに加え、最新のテクノロジーを投入したインテリアの居住性や安全性などが取り入れられたものとなっており、今後のスモールカー市場では注目の的となることが間違いの無い1台です。
東京モーターショーでのMINIの展示(CARVIEWより)↓
■少しサイズが大きくなった新型MINI。
新型MINIがイギリスで発表された際の模様 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
MINIの先代モデルに比べたボディーサイズは新型MINIでは一回り大きくなっており、先代と比較するとサイズ的には全長が+98mm、全幅が+44mm、全高が+7mm、ホイールベースが+28mm、フロント・トレッドが+42mm、リア・トレッドが+34mmとなっています。
新型MINIのインテリア後部座席 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
これにより室内の居住性や載せられる荷物の容量、乗り降りの際の快適性も向上しており、新型MINIクーパーは見た目だけでなく中身も実用的なモデルとして生まれ変わりました。
歴代MINIのサイズ比較(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
ただ、全体的なサイズが大きくなったため、過去の小さなミニクーパー(BMW以前の)が好きな人にとっては少々迷いが生じてしまうかもしれませんが、今の時代にマッチするカタチの次世代MINIとして様々な世代に今後定着していくと思います。
メーカー発表のMINIのエクステリア寸法は以下の通り↓
全長:3,821mm(MINI Cooper S:3,850mm)全幅:1,727mm
全高:1,414mm)
ホイールベース:2,495mm
■現在公開されている新型MINIのグレードとスペック。
フルモデルチェンジされたMINIクーパーシリーズ (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
今回発表された新型MINIのグレードは2種類公開されており、「MINIクーパー」と「MINIクーパーS」の2タイプのモデルとなっています。どちらのモデルもMINIツインパワー・ターボ・テクノロジー採用のエンジンが搭載され先代モデルのMINIよりも性能がアップしている点も特徴となっています。
新型「MINIクーパー」の後ろ姿 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
「新型のMINIクーパー」には1.5リッター直列3気筒エンジンが搭載されており、最高出力は136ps/4,500〜6,000rpm・最大トルクは22.4kgm/1,250rpmと公表されています。
新型「MINIクーパーS」の後ろ姿 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
また、「新型のMINIクーパーS」については2.0リッター4気筒エンジンが搭載されており最高出力は192ps/4,700rpm〜6,000rpmで最大トルクは28.6kgm/1,250rpmと公表されております。
ちなみにMINIツインパワー・ターボ・テクノロジー搭載の直列3気筒ディーゼル・エンジンを搭載したディーゼル仕様となるMINI Cooper Dの情報も日本向けのプレスでは公開されているためこちらのモデルも日本に投入するものと思われます。
■最先端でも愛嬌のある新型MINIのインテリアとエクステリア。
大きくなっても愛嬌あるMINIのデザイン。 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
MINIと言えばその愛嬌のあるデザインが魅力ですが、今回の新型MINIでもそのデザインは受け継がれており、サイズが大きくなり性能もアップし、インテリア、エクステリアでの変更点は多くありますが、基本的な愛嬌のあるカワイイデザインは健在となっています。
MINIのスタイリッシュなインテリア (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
快適性能については居住性が向上したことを上の方にも書きましたが、その他にヘッドライトのLED化(選択可能)だったり、MINIヘッドアップ・ディスプレイの搭載、ドライビング・アシスタント機能にリアビューカメラなど安全に運転を行う為に様々な機能が追加されています。
今まで以上に安全性とエンタメ性を取り入れたものに。 (画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
その他には、SNSをはじめとした各種ネットワークとの連携を強化するなどしてエンターテインメント性を向上させており、まさに"走るガジェット"的なモデルとなっているようです。
■新型MINIの燃費はリッター19キロ台。
(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
また、MINIクーパーSの場合はATでは「燃費が17.6km/リッター」となっており、走りと燃費と楽しさの3つを融合させたモデルとなっているようです。
■新型MINIがついに日本上陸!発売日と価格も発表。
新型「MINI」の日本での発売が発表されました。 |
BMWジャパンは新型「MINI」の販売を2014年4月12日から開始すると発表しました。
新型「MINI」の日本国内でのラインアップは「ミニクーパー」が2種類と「ミニクーパーS」が2種類(AT、MT)の計4車種となっており、モデルチェンジされた「MINI」の新型モデルがいよいよ日本へ上陸しオーナーの元へ届けられるようになります。
新型「MINI」の日本での販売価格は以下の通りです↓
●ミニクーパー(6MT)が266万円(消費税込み)
●ミニクーパー(6AT)が280万円(消費税込み)
●ミニクーパーS(6MT)が318万円(消費税込み)
●ミニクーパーS(6AT)が332万円(消費税込み)
■新型のMINIクーパーの写真。
以下よりBMWが公開している新型MINIの写真をご紹介したいと思います↓様々な角度から見る新しいフルモデルチェンジしたMINIの姿をご堪能ください。
新型MINIクーパー(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパー(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパー(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパー(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパーのインテリア(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパーのインテリア(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパーのインテリア(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパーS(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパーS(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
新型MINIクーパー(画像:プレスリリースより ©BMW Group.) |
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Reviewed by hossy
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22 11月
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