フィアット・クライスラー オートモビルズの新たなロゴ(プレスリリースより) |
■フィアットとクライスラーが新しいグループロゴを公開。
イタリアのフィアット社と米国のクライスラー社が経営統合して誕生した「FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES」の新たなロゴが公開されました。今までは両社のロゴを横に並べて表現していたロゴですが、グループとして次のフェーズに進むにあたり単なる2つの組織の集合体を超えた共通のビジョンとグローバルな展開力を持つひとつのグループとして頭文字をとった「FCA」という文字を全面にしたロゴが導入されたようです。
しかし、このロゴ、自動車会社のイメージというか、健康食品とか化粧品とか売ってると言われても分からない人なら気がつかないような。。。
■FCAのグローバルすぎてイマイチよく分からない全体像。
今まで使用されて来たのは上記のような2つ並べたタイプのもの。画像:Fiat S.p.A公式サイトより引用。 |
このFCAことフィアットクライスラーオートモビルズはフィアットがクライスラーを買収し、持株会社として設立したものですが、
イタリアの企業がアメリカの企業と経営統合し、登記はオランダで納税はイギリス、上場する証券取引所はイタリア・ミラノとアメリカのニューヨークという他に、現時点ではFCAの本部の設立する場所は決定されていないとの発表でしたが、実質的な本社機能はイギリスに集約させるようでフィアットの本社も移転するとの報道もあり、
グローバルすぎて何だかよく分からないくらい複雑です。
現在「フィアット・クライスラーオートモビルズ」に関係する自動車ブランド。 (画像:Fiat S.p.A公式サイトより引用。) |
フィアットクライスラーオートモビルズはフィアット、クライスラーの他に主力ブランドとして「フェラーリ」「アルファロメオ」「ジープ」「アバルト」「マセラティ」などが含まれており、経営統合により規模はホンダを上回る世界第7位の巨大自動車グループの"持株会社"として上記のFCAロゴを使用していくようですので、経済ニュースなどで見掛ける程度で実際にはあまり見ることはないかもしれません。
フィアット・クライスラーの新しいロゴが自動車会社っぽくない件
Reviewed by hossy
on
02 2月
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