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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
■ジャガー「XFR-Sスポーツブレーク」を発表。
ジャガーはスイスで開催されるジュネーブモーターショー14に先駆けて新型スポーツワゴンとなる「
ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」を発表しました。
「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」はミドルクラスのXFシリーズのワゴンモデルとなる「ジャガーXFスポーツブレーク」の高性能モデルとなっており、セダンタイプのXFR-Sと同じく最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発揮する直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを搭載したモデルとなっています。
■「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」のスペック。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」は上記でもお伝えしている通り、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発揮する直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載しているスポーティなワゴンタイプの車両となっており、トランスミッションの8速オートマティックはジャガーのスポーツカー「F-タイプ」に搭載されているものと同様とのこと。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
この8速オートマティックトランスミッションは「スポーツモード」でシフトダウンする際に自動的に回転を合わせてくれるというほか、コーナーに合わせて正しいギアを選択する「コーナー認知」システムも設定されているようです。
また、「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」は性能に合わせてブレーキなども強化されており、サスペンションもフロント、リアともに30%程度固く設定されたスポーティなものとなっているようです。
■「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」のパフォーマンス。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
ジャガーの高性能モデルとして設定される「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」は
0-100km/hの加速が4.8秒、最高速が300km/h(300km/hでリミッター作動)という「XFR-S」の名に相応しいパフォーマンスが公表されており、同じ高性能車としては今後、アウディやメルセデスベンツの高性能モデルとライバル関係になる可能性は十分にあると思われます。
■「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」のスポーティなデザイン。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」という名前やスペック、パフォーマンスに比例してデザイン面でもルーフ・スポイラーやバンパーなどの外装や20インチのホイールが装着されるなど実用と究極のパフォーマンスとデザインを楽しみたいオーナーに最適なスタイリングが実現されています。
■「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」日本市場への導入は?
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
個人的にこれは少し期待が出来ない点なのですが、以前にも記事でお伝えしたことがあったと思いますが、現時点でジャガーの日本向けラインアップには「XFR」までで「XFR-S」自体の記載が無く、セダンタイプの「XFR-S」が導入されていない状態で次なる高性能車の「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」が導入されるのは考えにくいです。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
それどころか、「
XFスポーツブレーク」自体が日本向けには販売されていないモデルのため、今後の日本向け販売は期待が持てないように思います。
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
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「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」(画像:公式プレスリリースより) |
実用性能も兼ね備えたモデルで、海外自動車メーカー各社がリリースしているワゴンのモデルなので、「XFスポーツブレーク」は日本でも一定の人気は出そうな車ではありますが、その「XFスポーツブレーク」のさらに高性能モデルとなる「ジャガーXFR-Sスポーツブレーク」では、ほとんどワゴンのカタチをしたスポーツカーのようになり、さらに「人を選んでしまう車」となると思われるので、あくまで個人的な予想ですが今後の導入は難しいかもしれません。