BMWがダイムラーと開発中のワイヤレス充電システムをテスト中(画像:プレスイメージより) |
■BMWがワイヤレス充電システムをテスト中。
かなり近い将来、ケーブルを使わずに電気自動車を充電出来るようになるかもしれません。
BMWは、ダイムラーとケーブルを使わず無線での電力供給が可能なプラグインハイブリッド車向けのワイヤレス充電システムの開発で提携することを発表しました。
■BMWとダイムラーが開発中のワイヤレス充電。駐車するだけで2.3時間での充電も可能に?
車両本体に設置されたコイルと、地面に埋め込まれたコイルにより充電するシステム。 (画像:プレスイメージより) |
現在開発中のワイヤレス充電システムは、車両に取り付けられたコイルと、駐車スペースなどの地面に設置されたコイルによりワイヤレスで充電を行うという技術となっているようで、現時点での出力が3.6kWのシステムを搭載した試作車を使ったテストでは、すでに90%もの充電効率が確認されているとのこと。
両方が埋め込み型になっているのでケーブルを使わずに駐車するだけで充電が可能に。 (画像:プレスイメージより) |
車両と地面側に設置されたコイルとの通信は無線LANにより行われ、最大で7kWの使用が可能となっているようで、BMW i8の場合だと2時間以内での充電が可能で、その他のPHVモデルでも3時間程度で充電が完了出来るようになります。
■充電システムをスマホでコントロールも?
将来的にはスマートフォンやタブレットを使って管理することも。(画像:プレスイメージより) |
このワイヤレス充電システムは、BMWの新ブランドとなるiシリーズの普及とともに開発が進められる見通しで、将来的にはスマホやタブレットでの操作による充電のコントロールまで可能になるのだそうです。
また、ダイムラーとの共同開発ということなので、BMWだけでなくメルセデスベンツのモデルにも同様のシステムが搭載されるものと考えられます。
こんな感じで指定の場所に車を置いたら2時間や3時間で充電完了になるようです。 (画像:プレスイメージより) |
自宅へ帰り、ガレージに車を置いて、そのまま次に乗る時には充電が完了となっているという夢のようなシステムが、実際にかなり近い将来に実現されるということで、もしかすると10年、15年先には自動車を含めた身近な電気製品の多くからコードというものが無くなっているのかもしれませんね。
BMWがケーブルを使わないワイヤレス充電システムをテスト中!
Reviewed by hossy
on
11 7月
Rating: