メルセデスベンツから「GLEクラス」の上位モデルとなる高性能な「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」が発表されました。（画像：プレスイメージより）

■「GLEクラス」の高性能モデル「メルセデス-AMG GLE 63 Sクーペ」が登場。

昨日掲載した「世界一速いSUVはどんなクルマ？世界最速のSUVランキング TOP5」の記事内でも少しだけご紹介しましたが、メルセデスベンツは、デトロイトモーターショーにて最新のSUVモデルとなる「GLEクラス」の高性能グレードとなる「メルセデス-AMG GLE 63 Sクーペ」を正式に発表しました。

「メルセデスAMG GLE 63 Sクーペ」の日本での発売が正式発表されました。ラインアップなどの詳細はこちらの記事にてご確認いただけます。
・メルセデスベンツ「GLE43」「GLE63 S」クーペの日本発売を発表。

■「AMG GLE63 Sクーペ」と「GLE450 AMGクーペ」の違いは？

本格的AMGモデルとなる「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」（画像：プレスイメージより）

先に発表されていた「GLEクラス」の高性能グレードとしては、「GLE450 AMGクーペ」がラインアップされていますが、今回発表された「AMG GLE63 Sクーペ」との違いとしては「GLE450 AMGクーペ」が3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載、最高出力367PS、最大トルク520Nmであるのに対し、「AMG GLE63 Sクーペ」はAMG 5.5リッターV8 BITURBOエンジンを搭載し、最大出力577hp、最大トルク760Nm、0-100km/hまでの加速は4.2秒、最高速度は250km/hでリミッター作動という世界的にも最速の部類に入る高性能SUVとして登場することになります。

0-100km/hの加速性能は世界的にも最速の部類に。（画像：プレスイメージより）

AMG 5.5リッターV8 BITURBOエンジンを搭載。（画像：プレスイメージより）

この違いについては、メルセデスベンツが昨年新たに導入した「AMGスポーツモデル」と完全なる「AMGモデル」の違いとなっており、「AMGスポーツモデル」でもベースモデルの「GLE400 4MATICクーペ」（最高出力333PS、最大トルク480Nm）よりも強力ではあるものの、やはり純粋なAMGである「AMG GLE63 Sクーペ」と比べると圧倒的な性能の差が数値としても確認出来ます。

インテリア、エクステリアもAMG仕様のスポーティなデザインに。（画像：プレスイメージより）

「AMG GLE63 Sクーペ」では、エンジンのほか、AMG専用スポーツダイレクトステアシステムやAMG高性能ブレーキシステム、パフォーマンスエキゾーストシステムなどの採用、エクステリア、インテリアでのスポーティなデザインの採用なども行われており、オプションでカーボンファイバーエンジンカバーを選択することも出来るとのこと。

「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」（画像：プレスイメージより）

ちなみに「AMG GLE63 Sクーペ」今のところ日本を含めた発売時期や価格などについては不明ですが、燃費は1リットルあたり8.4km程度と公表されています。

■「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」という名前が正式な名称？

「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」はAMGモデルの新たな名称に。（画像：プレスイメージより）

ちなみに、今回発表された「AMG GLE63 Sクーペ」という名前は、各メディアなどでバラツキがあるようですが、ダイムラー社の発表文章によると「Mercedes-AMG GLE 63 Coupé 4MATIC」が正式名称となっているようなので、今までのAMGモデルに付けられていたものとは違い、最近発表された「メルセデス-AMG GT」のような名前の付け方となっています。

「メルセデス-AMG GLE63 Sクーペ」（画像：プレスイメージより）

ということは、今後新たに投入される新型のAMGモデルは「AMGスポーツモデル」との区別のため？かは不明ですが、「Mercedes-AMG」という名前が先につく可能性も高そうな気もしますね。

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