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メルセデスベンツが発表したコンセプトカー「メルセデスベンツF015ラグジュアリー・イン・モーション」
(画像:プレスイメージより) |
■メルセデスベンツが未来的なラグジュアリーコンセプトカーを発表。
未来のリムジンはこんなデザインになるのでしょうか?
メルセデスベンツは、ラスベガスにて開催される家電などの見本市「CES」(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にて、最先端技術を投入したコンセプトカーとなる「
メルセデスベンツF015ラグジュアリー・イン・モーション」を発表しました。
■進化した自動運転システムに加え、歩行者などへの配慮まで実現?
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「メルセデスベンツF015ラグジュアリー・イン・モーション」は、自動運転システムを進化させた最先端技術を多数搭載。(画像:プレスイメージより) |
今回発表された「
メルセデスベンツF015ラグジュアリー・イン・モーション」は、ロールスロイスなどでも採用されている観音開きタイプのスーサイドドアを採用した近未来的なデザインのコンセプトカーとなっており、そのスタイルだけでもかなりのインパクトがありますが、このクルマの最大の特徴は「自動運転システム」を進化させた最先端の技術です。
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レーザー光で横断歩道を表示するという歩行者への配慮まで。。。(画像:プレスイメージより) |
公開された「F015ラグジュアリー・イン・モーション」のプロモーションビデオでも確認していただけるように、市街地などでの運転をシステムが自動で行ってくれるほか、他の車両や通行者に対して通常ドライバーが行う配慮的な動作まで自動で行い、さらには
歩行者を認識すると自動的に停車し、レーザー光により横断歩道まで照射してしまうというドライバーにも周囲の人にも優しすぎる設計となっているようです。
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高級サルーンのようなモデルでありながら0-100km/hの加速は6.7秒。(画像:プレスイメージより) |
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カーボンファイバーなどによる車両の大幅な軽量化も。(画像:プレスイメージより) |
さらに、車体はカーボンファイバー、アルミニウム、高張力鋼により構成されており、同じサイズの市販車などに比べると車重が40%程度軽量化されているほか、パワートレインには水素フューエル・セルと電気モーターが組み合わされ、燃費は通常の燃料(ディーゼルなど)の値で考えると
1リットルあたり50kmの消費で、トータル1100kmの航続が可能なのだとか。
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広々とした車内空間は、座席の回転なども可能。(画像:プレスイメージより) |
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自動運転システムと合わせて、車内で会議的な事を行うことも出来るようです。(画像:プレスイメージより) |
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ロールスロイスのような観音開きスタイルのドア。(画像:プレスイメージより) |
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「STOP」など、後ろのクルマに分かりやすい表示が行われます。(画像:プレスイメージより) |
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こんなスタイルで登場することは無いと思いますが、これらの技術が市販車に搭載されるのも遠くないかもしれません。(画像:プレスイメージより) |
もちろん、「F015ラグジュアリー・イン・モーション」はコンセプトカーなので、実際にこのようなクルマが登場するのはもう少し未来の話か、そのまま登場することが無いか、になるのだと思いますが、SF映画のような乗り物が技術的にはかなり実現可能な領域に近づいていっているという部分に夢がありますね。