フィスカー「サンダーボルト」がアストンマーチンに提訴される。 (画像:フィスカー・サンダーボルトのプレスイメージより) |
■フィスカー「サンダーボルト」を巡りアストンマーチンが提訴。
「アストンマーチン・ヴァンキッシュ」のコンプリートカーとして、同社の元デザイナーでフィスカー・オートモーティブの創業者ヘンリック・フィスカー氏と、ディーラーの「ギャルピン・アストンマーチン」が発表した「サンダーボルト」について、先日お伝えしたばかりですが、なんと、このモデルのリリースを巡り、アストンマーチンが米国のロサンゼルスの裁判所に訴えを起こしていたことが明らかになりました。
■アストンマーチンはロゴの使用などを問題視。
フィスカー「サンダーボルト」は不正コピー?(画像:フィスカー・サンダーボルトのプレスイメージより) |
bloombergが報じた内容によると、 アストンマーチン·ラゴンダ社は、フィスカー「サンダーボルト」について、同社の商標となっているアストンマーチンのロゴなどがそのまま使用されていることなどに関して問題視し、このモデルが限定で生産、販売する計画となっていることについて、不正コピーで不誠実なフリーライド(ただ乗り)であるとしてロサンゼルス連邦裁判所に提訴したようです。
製作にあたり、許可などの関係は一体どうなっていたのでしょうか? (画像:フィスカー・サンダーボルトのプレスイメージより) |
フィスカー「サンダーボルト」は、アストンマーチンの元デザインディレクターとして「DB9」や「V8ヴァンテージ」「DBS」を手掛けたヘンリック・フィスカー氏と、米国のアストンマーチンディーラーのコラボレーションにより製作されたコンプリートカーですが、アストンマーチン的にはダメなパターンだったようですね。
元々アストンマーチンのデザイナーが手掛けたモデルということで完成度も高く、実際に発売されれば一定の需要もありそうなモデルでしたが、発表の時点で商標関係などの許可がどのようになっていたのかも気になります。
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Reviewed by hossy
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28 3月
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