「空飛ぶクルマ」が2017年にも発売へ!(画像:aeromobil.comより引用) |
■「空飛ぶクルマ」実用化でSFの世界が現実に?
SFの世界では主要な交通手段の一つとなっているものの、21世紀に入っても実現されていなかった「空飛ぶクルマ」ですが、ついに実用化され予定どおりなら2017年に発売されることになりそうです!
スロバキアのAeroMobil社が開発を進めている空飛ぶクルマ「エアロモービル」は、クルマが空を飛んでいるイメージというよりは、クルマと飛行機の中間点のような(どちらかというと軽飛行機寄りな)スタイルを持ったモデルとなっており、2017年にも市販版が発売される予定となっています。
■市販化予定も、まだまだ課題も多い「空飛ぶクルマ」
富裕層をターゲットに限定販売し、その後一般向けの実用的なモデルを開発するようです。 (画像:aeromobil.comより引用) |
engadgetによると、AeroMobil社は、1990年からコンセプトデザインと試作を行っており、2013年に初飛行、昨年には市販版に近いプロトタイプが公開されているとのことで、「空飛ぶクルマ」は当初は実際に自家用の飛行機を飛ばせられるレベル富裕層をターゲットに限定生産し、ブランドの確立を狙う計画とのこと。
前から見るとコンセプトカーのようなデザインですね。(画像:aeromobil.comより引用) |
また、最初は富裕層メインとなるとのことですが、その後は価格的にも安く、より実用的なモデルを一般向けに開発が予定されているようです。
パイロット?ドライバー?分かりませんが2人乗りです。(画像:aeromobil.comより引用) |
後ろから見ると完全に飛行機です。(画像:aeromobil.comより引用) |
コックピットは完全に飛行機ですね。(画像:aeromobil.comより引用) |
空を飛ぶ際はこんなカタチに変身!(画像:aeromobil.comより引用) |
このパターンの場合、パイロットなのかドライバーなのか分かりませんが、エアロモービルの乗員は2人となっており、自動車の状態での最高速度は160km/h、飛行機の状態では200km/hとなっており、燃料は自動車用のガソリンエンジンが使用され、速度的には飛行機で飛んでいる方が速いですが、燃費的には自動車の状態の方が良いようです。
ただ、このようなタイプの乗り物の場合、法律や安全性、離陸可能な場所などが大きな課題となるので、実際にリリースされたとしても、当面は手軽に飛行機に変身して飛び立つような事は難しいかもしれません。
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ついに「空飛ぶクルマ」が実現!AeroMobil社が2017年にも発売へ
Reviewed by hossy
on
24 3月
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