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マツダが新型のロータリースポーツコンセプト「RX VISION」を初披露。(画像:プレスイメージより) |
■REスポーツコンセプト「マツダ RX-VISION」を公開。
マツダは、第44回東京モーターショーにて、ロータリースポーツカーのコンセプトモデルとなる
「MAZDA RX-VISION」(マツダ・アールエックス・ビジョン)を世界初公開しました。
マツダの発表によると「
RX-VISION」は、同社のデザインテーマである「魂動(こどう)-Soul of Motion」に基づいたデザインのスポーツカーに
次世代のロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載したコンセプトとなっており、「マツダの夢を表現したモデル」となっているとのこと。
■次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」搭載のスポーツカーコンセプトに。
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マツダ「RX VISION」に搭載されるのは次世代のロータリーエンジン「SKYACTIV-R」
(画像:プレスイメージより) |
三角形のローターが回転することによって動力を生む独特の構造の
ロータリーエンジン(RE)は、マツダが1967年に「コスモスポーツ」を通じて実用化に成功し、その後もRE搭載モデルを量産したほか、1991年のル・マン24時間耐久レースではRE搭載車で総合優勝するなどマツダを象徴する存在でしたが、2012年にRX-8の生産終了とともに市販モデルとしてはラインアップされていませんでした。
ここ数年のマツダはSKYACTIVやディーゼルが注目され、それらのイメージが強い印象ですが、生産自体は行われていないものの、ロータリーエンジンの研究開発を継続されていたとのことで、今回のコンセプトカー
「RX-VISION」では、デザインテーマの「魂動(こどう)-Soul of Motion」に基づいた造形のスポーツカーに次世代のロータリーエンジンとなる「SKYACTIV-R」を搭載した「マツダがいつか実現したい夢を表現したクルマ」に仕上げられているようです。
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同社のデザインテーマを取り込んだスポーツカーらしいスタイルが表現されています。
(画像:プレスイメージより) |
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シンプルでスタイリッシュな印象の「RX VISION」のデザイン。(画像:プレスイメージより) |
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「RX VISION」はマツダのスポーツカーの歴史を凝縮したスタイルとのこと。(画像:プレスイメージより) |
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インテリアはこのようなスタイルに。(画像:プレスイメージより) |
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メーターはアナログなものが採用されています。(画像:プレスイメージより) |
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全体的にシンプルで、時代に捕われない拘りが感じられます。(画像:プレスイメージより) |
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ホイール&タイヤの高さからも、全高の低さがよく分かりますね。(画像:プレスイメージより) |
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近年のコンセプトカーのような未来的なディスプレイなどの装備が無い雰囲気なのが逆に新鮮です。
(画像:プレスイメージより) |
「RX-VISION」のデザインは、マツダのスポーツカーの歴史を凝縮したスタイリングとなっているとのことで、
次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」により、圧倒的に低いボンネットと全高が可能になっていることで、スポーツカーらしい独特なプロポーションが生み出されているようです。
■ウワサされる新型「RX」の市販化の可能性は?
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数年前よりウワサされている新型RXシリーズの市販化については?(画像:プレスイメージより) |
このコンセプトカーの発表で気になるのが、以前よりウワサされている新型RXシリーズの市販車としての復活ですが、今回の「RX-VISION」の公表前の昨年の段階で、
海外メディアなどで新型のRXが登場するのではないかという話が出ており、その後、今回の現実的なスポーツカースタイルの「RX」の名前の付いたコンセプトカーが披露されるという流れを考えると、復活の可能性もありそうな気がしてきますね。
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ちなみに、以前のウワサでは2015年の東京モーターショーで披露されるというものもありましたが、「RX」の名前がコンセプトカーというカタチで本当に登場してしました!(画像:プレスイメージより) |
近年、先に公開された
コンセプトカーに近いデザインを市販車として発売している印象のあるマツダが「いつか実現したい夢を表現したモデル」というコンセプトで公開した「RX-VISION」。もしかすると近い将来本当に実現されてしまうかもしれません。