フィアットが「124スパイダー」を正式発表!(画像:プレスイメージより) |
■ロードスターの兄弟車「フィアット124スパイダー」がついに登場!
フィアットは、開催中のロサンゼルスモーターショーにて、新型のスポーツカーとして以前より話題となっていた「124スパイダー」を正式発表しました。
フィアット124スパイダーは、マツダとの共同開発モデルとして「ロードスター」とプラットホームを共有した兄弟車となっており、エクステリアなどはフィアット独自のデザインが採用されているほか、エンジンもフィアットのものが搭載されていますが、インテリアなど多くの部分でマツダ・ロードスターと同一のスタイルとなっているのも特徴で、生産も日本で行われるようです。
■フィアット124スパイダーの高性能版「アバルト124スパイダー」が日本発売へ。
フィアット124スパイダーの高性能仕様「アバルト124スパイダー」が日本導入へ。 (画像:プレスイメージより) |
2016年8月8日更新:フィアット124スパイダーの高性能モデル「アバルト124スパイダー」が日本導入されることが発表されました。詳細は以下の記事よりご確認頂けます。
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・新型「アバルト124スパイダー」の日本導入を発表!
また、日本では現時点ではアバルト124スパイダーのみの発売で、フィアット版の124スパイダーの導入は行われないようです。
■エクステリアはフィアット、インテリアはマツダっぽい印象の「フィアット124スパイダー」
マツダ・ロードスターをベースにした新型スポーツカーに。(画像:プレスイメージより) |
フィアットが発表した新型「124スパイダー」は、1960年代に登場した同社のモデルの名称を受け継いだ新型の2シーターオープンカーとなっており、同一のプラットホームのマツダ・ロードスターを基本とした設計でありながらも、ボディ全体でフィアットの独自デザインが採用されており、オリジナルの124スパイダーを現代的に解釈したオーマージュ的なスタイルに仕上げられているとのこと。
ロードスターと同一のプラットホームのオープンカーで、エクステリアなどはフィアットの独自デザインに。 (画像:プレスイメージより) |
後ろ姿はこんなデザイン。(画像:プレスイメージより) |
サイズ的にはフィアット124スパイダーの方がロードスターよりも長いようです。 (画像:プレスイメージより) |
また、「フィアット124スパイダー」に搭載されるエンジンは、マツダ・ロードスターとは異なる140馬力の1.4リットル 4気筒ターボエンジンとなっており、これはフィアットやアルファロメオなどで採用されているものと同型のタイプとなっているようです。
こちらが公開されたフィアット124スパイダーのインテリアデザイン。(画像:プレスイメージより) |
パッと見だけでもかなりロードスターと共通した部分が確認出来ます。(画像:プレスイメージより) |
(画像:プレスイメージより)エアコンの調節も一緒みたいですね。 |
シートなどはフィアット独自の設計となっているようです。(画像:プレスイメージより) |
表示画面まで完全にマツダコネクト。現行マツダオーナーなら迷いなく乗れそうです。 (画像:プレスイメージより) |
エクステリアはフィアットの色が強いデザインですが、インテリア面ではシートなどの独自採用は行われているものの、装備を含めベースモデルのロードスターのスタイルにかなり近い状態となっているのも特徴で、7インチのタッチスクリーンディスプレイを備えた現行マツダ車に搭載されている「マツダコネクト」のフィアット版「フィアットコネクト」が採用されているようですが、画面を見る限り、基本的にマツダコネクトと同じものだと思われます。
■「フィアット124スパイダー」は2016年に米国で発売開始へ。
新型フィアット124スパイダーは2016年夏頃より米国で販売開始予定。(画像:プレスイメージより) |
「フィアット124スパイダー」は2016年の夏頃に米国で販売が開始され、「復活」を記念した限定モデルとして124台の特別仕様車も用意されるということですが、現時点での日本向けの導入、販売次期及び価格設定は未定となっています。
日本での発売などについては現時点では未定です。(画像:プレスイメージより) |
「フィアット124スパイダー」はマツダ・ロードスターと同じく日本で生産されるということのようですが、実際に国内に導入されたとしても、現行ロードスターよりもクラシカルで高級路線な方向性のようなので、ロードスターに比べて若干高めの価格になるかもしれません。
フィアット124スパイダーを発表!マツダ・ロードスターがベースの新型スポーツカーに。
Reviewed by hossy
on
19 11月
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