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ベントレーが「ミュルザンヌ」の大幅改良モデルを発表。(画像:プレスイメージより) |
■ベントレー・ミュルザンヌが大幅改良!デザインも大きく変更。
ベントレーは、
最高峰となる超高級車「ミュルザンヌ」の大幅改良(ビッグマイナーモデルチェンジ)を施した2017年モデルをジュネーブモーターショーにて初披露することを発表しました。
マイナーモデルチェンジとは思えない程大幅な改良が行われた新型のベントレー・ミュルザンヌは、フロントエンドのデザインが全体的に刷新されているほか、インテリアのシートやドアトリム、アームレストなどのデザインも新たなものへと変更されるなど、モダンな雰囲気に生まれ変わってラインアップされることになります。
■堂々としたグリルなど、全体的なスタイルが大幅に変更された新型ミュルザンヌ。
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新しいベントレー・ミュルザンヌには、スピード、エクステンデッド・ホイールベースも。
(画像:プレスイメージより) |
今回発表された
新型のベントレー・ミュルザンヌは、全体的なスタイリングの見直しにより、フェンダー、ボンネット、ラジエターシェル、グリル、ライトに加え、前後のバンパーも変更し、一層モダンで統一感のある外観に仕上げられているとのことで、以前のミュルザンヌに比べると全く違った雰囲気のスタイルとなっているのが特徴的です。
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こちらは通常モデルのベントレー・ミュルザンヌ。(画像:プレスイメージより) |
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新たに追加されるミュルザンヌ・エクステンデッド・ホイールベース(画像:プレスイメージより) |
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ベントレー・ミュルザンヌ・スピード(画像:プレスイメージより) |
特に
新たに採用された縦型のステンレス製の大型グリルは、1930年代のベントレーのモデルを彷彿とさせるデザインとなっており、ある意味、今までよりも近寄り難い、超高級車らしい堂々とした雰囲気に感じられるものになっている印象です。
■新型ミュルザンヌにはさらに豪華な「エクステンデッド・ホイールベース」も追加。
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リアシートに乗る方のことを第一に考えて設計されたミュルザンヌEWB。(画像:プレスイメージより) |
また、
インテリア面では、シートやドアトリム、アームレストのデザインも一新し、個性的なガラス製スイッチ類を採用しているほか、レザーカラーも業界トップの24色を取り揃えるなど大きく変更され、搭載されるタッチスクリーン式インフォテイメントシステムは今回のミュルザンヌのために新しく開発されたものを搭載。
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こちらは通常モデルのインテリアデザイン。(画像:プレスイメージより) |
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こちらは通常モデルのインテリア後部座席。(画像:プレスイメージより) |
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最新のインフォテインメントシステムを搭載。(画像:プレスイメージより) |
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こちらはミュルザンヌ・スピードのインテリア。(画像:プレスイメージより) |
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延長されたエクステンデッド・ホイールベースの後部座席。(画像:プレスイメージより) |
また、今回の改良に合わせて投入される「
ミュルザンヌ・エクステンデッド・ホイールベース」では、後部座席にVIPな方を乗せることを意識した飛行機のシートのような贅沢なシートを採用するなど、高い快適性が実現されているようです。
■新型ミュルザンヌにはパワーアップしたエンジンを搭載!発売は夏頃を予定。
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排気量6.75リットルV8ツインターボエンジンをパワーアップして搭載。(画像:プレスイメージより) |
以前にも増してラグジュアリー色の強い印象となった新型のベントレー・ミュルザンヌは、6.75リットルV8ツインターボエンジンをパワーアップして搭載しているとのことで、最高出力537PS、最大トルク1,100Nmを発生し、選択可能なスポーツサスペンションを装備、
大型の超高級サルーンでありながら、0-100km/hまでの加速は4.9秒、最高速度は305km/hという高い性能が公表されています。
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0-100km/hまでの加速は4.9秒、最高速度は305km/h(画像:プレスイメージより) |
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日本導入時期は未定ですが、海外では夏頃の発売を予定しているようです。(画像:プレスイメージより) |
今回発表された新型のベントレー・ミュルザンヌの日本導入時期や価格については不明ですが、3月1日より開催されるジュネーブモーターショーでの初公開の後、2016年夏頃の発売が予定されているとのことなので、国内向けにも今後詳細のアナウンスがあるものと思われます。