新型フォードGTの購入には厳格な事前審査も?(画像:新型フォードGTのプレスイメージより) |
■新型フォードGTの購入希望者には厳格な事前審査を用意?
先日の撤退発表で日本には関係なくなってしまった感すらあるフォードの新型スーパーカー「フォードGT」は、年間の生産台数はわずか250台程度と、新車購入までのハードルの高いモデルとなりそうですが、そうなると予想されるのは転売目的の購入や、ガレージのインテリア状態で納車してもあまり乗らない方々への販売だと思われます。
そこでフォードは、今回の新型フォードGTの販売には厳格な審査プロセスを用意するらしく、実際に沢山ドライブしたり長く所有してくれる熱心な顧客を優先して販売するようです。
■新型フォードGTの購入審査、転売を防ぐための署名や、実際に愛車がSNSで登場しているかのチェックも!?
フォードGTはフォード車を愛し、実際にスーパーカーでドライブを楽しむオーナーを優先して販売? (画像:新型フォードGTのプレスイメージより) |
海外メディアのdetroitnewsが報じた内容によると、フォードの幹部へのインタビュー内容として、フォードGTの購入希望申請者の中から、長年フォードの車種を乗り継いで来た人、実際に普段からスーパーカーを運転する頻度の高い人などで優先順位を付けて販売するらしく、購入希望者のSNSにアップされた情報まで調査されるようです。
転売目的での購入を防ぐため、購入前に法的文章に署名する必要もあるようです。 (画像:新型フォードGTのプレスイメージより) |
また、購入希望者は、一定期間フォードGTを手放さないことを約束する法的文章に署名する必要もあるということで、転売目的での購入を徹底的に防ぐため、様々なプロセスでチェックされた後、購入、納車される流れになるようです。
9年ぶりとなる新型フォードGTの市場投入前にフォードの日本撤退が発表されてしまったことに加え、上記のような厳格な審査や転売防止などがあるとなると、正規、並行輸入を含めた日本での販売がどうなるのかも気になるところです。
以下の動画はイベントに登場した新型フォードGTのプロトタイプ。
厳しいような気もしますが、メーカーのクルマを乗り継いだ人がドライブしたり長く所有したりするという、ある意味当たり前のことが出来なくなることを防ぐための処置となっており、審査をパスして最終的に購入出来るのは、フォードのファンで、高い頻度でスーパーカーに乗り、それを維持出来る余裕があって、本当にフォードGTを愛してくれるオーナーさんということになりそうです。
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希望者には厳格な審査も。新型「フォードGT」購入出来るのは熱心な顧客のみ!?
Reviewed by hossy
on
13 2月
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