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ジャガーXFのロングホイールベース仕様「XFL」を中国限定で発売。(画像:プレスイメージより) |
■ジャガーXFをロングホイールベースにして豪華装備に。
中国市場向けの高級車の話題の中でも特に多いと感じるのが、現行型の中間モデルやエントリーモデルなどをベースにロングホイールベース化した特別仕様車ですが、今年の北京モーターショーに合わせてジャガーが、
中国限定のXFのロングホイールベースモデルとなる「ジャガーXFL」を発表しました。
■ジャガーXFLは中国限定車。なぜか中国で人気のロングホイールベースモデル。
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ロングホイールベースにして後部座席を豪華にした中国専用の特別モデル。(画像:プレスイメージより) |
ジャガーが発表した「XFL」は、ベースモデルのEセグメントセダン「XF」のホイールベース(車軸間の距離)を延長した中国市場限定のモデルとなっており、
ラグジュアリーな室内空間に後部座席エンターテインメントシステムやWi-Fiホットスポット接続サービス、折りたたみ式テーブル、マッサージ機能付きシート、17スピーカーサウンドシステム、空気清浄イオン化システムなどを搭載し、快適なモバイルオフィスのように仕上げたショーファードリブン仕様となっているとのこと。
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ジャガーXFLの後部座席はこんな感じ。(画像:プレスイメージより) |
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中国人オーナーさんの踏ん反り返る後部座席のシートは運転手さん視点で見るとこんな雰囲気? (画像:プレスイメージより) |
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Wi-Fiホットスポット接続サービスなども装備されています。(画像:プレスイメージより) |
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マッサージシートや空気清浄イオン化システムも。(画像:プレスイメージより) |
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サウンドシステムのスピーカーは全部で17個あるようです。(画像:プレスイメージより) |
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全体的なスタイルはかなり高級感が高そうです。(画像:プレスイメージより) |
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なぜか中国人に人気のフラッグシップ以外のロングホイールベース。(画像:プレスイメージより) |
今回のジャガーXFLを含む
中国向けのプレミアムショーファードリブン市場は結構大きいようで、メルセデスベンツやBMWなどが中国限定のロングホイールベースモデルをリリースしており、フラッグシップより一つ下のモデルのLWB仕様の需要が高いものと考えられますが、運転手まで雇ってオーナー本人が後部座席に座る前提なのに、フラッグシップよりもワンランク、ツーランク下の車種のLWBが、メーカーが特別に生産するほど選ばれるというのは「見栄」以外に何かしらの意味があるのでしょうか?
または逆に、実は他の国でも潜在的な需要があって、超高級車以外のショーファードリブンというジャンルが世界に広がっていく前兆だったりするのかもしれません。