ポルシェ718ケイマンを発表！日本での予約受注もアナウンス。（画像：プレスイメージより）

■ポルシェ718ケイマンを正式発表。

ポルシェは4月25日、中国で開催中の北京モーターショーにて「ケイマン」の後継モデルとなる「718ケイマン」を初公開しました。

新型の「ポルシェ718ケイマン」は、1月のジュネーブモーターショーで発表されていた「718ボクスター」と同じく、今回のモデルチェンジでボクスター、ケイマンから新たに718シリーズへ名称変更することになり、ワールドプレミアと同時に日本での予約受注開始も発表されています。

■「ポルシェ718ケイマン」は「718ボクスター」と共通のエンジンを搭載。

ポルシェ718ケイマンには、718ボクスターと共通の新開発エンジンを搭載。（画像：プレスイメージより）

今回発表された2017年モデルの「ポルシェ718ケイマン」は、実質的にはビッグマイナーモデルチェンジとなり、ジュネーブモーターショーでデビューした「718ボクスター」同様にデザイン、性能なども改良が行われており、今までのエンジンからダウンサイズされた「718ボクスター」と共通の新開発の4気筒水平対向ターボエンジンが搭載されています。

写真の718ケイマンSは最高出力350PSの2.5リットルエンジンを搭載。（画像：プレスイメージより）

0-100km/h加速はそれぞれ4.7秒と4.2秒。（画像：プレスイメージより）

ラインアップされるモデルは、718ケイマンが最高出力300PSの2リットルエンジン、高性能な718ケイマンSが最高出力350PSの2.5リットルエンジンとなり、0-100km/hの加速は718ケイマンで4.7秒、718ケイマンSで4.2秒、最高速度は718ケイマンで275 km/h、718ケイマンSでは 285 km/hに達すると公表されています。

■ポルシェ718ケイマンはエクステリア、インテリアも大幅改良。

エクステリア、インテリアでもデザインを大幅改良。（画像：プレスイメージより）

「ポルシェ718ケイマン」のエクステリアデザインでは、ヘッドライトやテールライト（新たに4点式のLEDヘッドライトもオプションで装着可能）、フロントバンパーなどが新デザインとなっており、先に登場している718ボクスターと共通したスタイルに仕上げられています。

基本的には先に発表された718ボクスターとも共通するスタイルです。（画像：プレスイメージより）

ヘッドライトやフロントバンパーなども変更。（画像：プレスイメージより）

テールライトのデザインも新しいものとなっています。（画像：プレスイメージより）

また、インテリア面でも見直しが行われており、エアベントを含むダッシュパネル上部が新しくなっているほか、標準装備されるポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム（PCM）とともに、918スパイダーから流用された新しいスポーツステアリングホイールと広範な接続オプションが718のコックピットに追加されているとのこと。

インテリアでも見直されたデザインが採用されています。（画像：プレスイメージより）

918スパイダーから流用されたステアリングホイールデザイン。（画像：プレスイメージより）

拡張オプションとしてApple CarPlayも。（画像：プレスイメージより）

ちなみに、「718ボクスター」と同じく「718ケイマン」でもPMCの拡張オプションとして、Apple CarPlayなどスマートフォン専用の拡張機能なども用意されているようです。

■ポルシェ718ケイマンの日本発売も発表。価格は619万円から。

新型の718ケイマン、日本では4月28日より予約受注が開始されます。（画像：プレスイメージより）

発表されたばかりのポルシェ「718ケイマン」シリーズについて、日本では2016年4月28日よりポルシェ正規ディーラーでの予約受注が開始されることがアナウンスされており（左ハンドル車については6月1日から6月30日までの期間限定）、価格は「718ケイマン（6速MT/右/左）」が619万円、「718ケイマン（7速PDK/右/左）」が671万4000円、「718ケイマンS（6速MT右/左）」が813万円、「718ケイマンS（7速PDK右/左）」が813万円と公表されています。