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アバルト500をベースにさらに過激にカスタムされた高性能モデルが登場。 |
■フィアット500を怖いくらいに過激にしたチューニングモデル。
もともと軽自動車並みに小さなクルマなのですが、本当にこんな状態で走って大丈夫なのでしょうか?
イタリア、フィアットがラインアップしているコンパクトカー「500(チンクエチェント)」には、アバルトが手がけた高性能仕様のモデルが存在していることが知られており、2015年には同ブランドでも最速のハイパフォーマンスモデルで、サーキット走行も可能となる「695ビポスト」が発売され話題となりましたが、先日、そんな「695ビポスト」と同じくらいヤバそうなカスタムモデルがドイツのチューナー「Pogea Racing」より発表されました。
■軽自動車並みのサイズで400馬力オーバー!0-100km/hの加速は4.1秒、最高速度は288km/hに!
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普通に走れるのか不安になりそうな高性能仕様にカスタムされたアバルト500。 |
Pogea Racingが発表した新たなチューニングプログラムは、フィアット500の高性能仕様「アバルト500」をベースに性能や内外装を強化したモデルとなっており、各種パーツを再設計しているほか、搭載された1.4リットルエンジンのチューニングを行うことで、最高出力はなんと405馬力にアップし、0-100km/hの加速は4.1秒、最高速度は288km/hという、普通の人が運転して本当に大丈夫なのかレベルに仕上げられているようです。
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カーボンファイバーパーツに覆われた外装もかなりの厳つさです。 |
エクステリアでは、バンパー、フェンダー、フード、ミラーキャップ、ルーフスポイラーなどがカーボンファイバー製、ワイドボディ化されており、公開されている車両のカラーは「ランボルギーニ・レヴェントン」と同じグレー系の色で塗装され、インテリアは、ベースモデルでプラスチックなどが使われていた部分も含め、レザーやアルカンターラで覆われた豪華でスポーティな雰囲気となっています。
こちらのカスタム仕様の「アバルト500」をフル装備でオーダーすると62000ユーロ、日本円にして約744万円となるようで、さすがにアバルト史上最速の「695ビポスト」のフルスペック価格845万6400円よりは若干安価ですが、軽自動車や国産コンパクトカーほどの大きさの車と考えると、性能も価格も内外装も桁外れなモデルとなっているようです。
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内装はレザーやアルカンターラなどを使いベースモデルよりも豪華な雰囲気に。 |
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フルコンプリートの価格で普通のフィアット500が何台か買えてしまいそうです。 |
公表された見た目と価格と数値だけで恐怖しか感じられない雰囲気のカスタムですが、こんな過激なカスタム仕様が実際に製作されるということは、フィアット500にスリルやラグジュアリーを求める一定の需要が存在しているということなんでしょうね。(画像・記事参考:motor1/pogea-racing)
軽自動車並みのサイズで400馬力オーバー!「フィアット500」のカスタム仕様が過激すぎる!
Reviewed by hossy
on
26 3月
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