未来の交通網は地下に張り巡らせた高速移動システムで渋滞とは無縁に!? (画像:YouTube/The Boring Companyより) |
■イーロン・マスクの考えるユニークな次世代の交通システムのコンセプト。
実際にこれだけの設備を大都市の地下を使って実現させるのは難しそうな気もしますが、もしもこんなシステムが実用化されれば、都市部での渋滞はかなり減りそうですね。
テスラ・モーターズやスペースXなどで知られるイーロン・マスク氏が率いるThe Boring Companyが、都市部の地下に地下鉄のようにトンネルを巡らし、自動車ごと輸送してしまうという大胆な次世代の交通網のコンセプト映像を公開し話題となっています。
■もし実現されたら都市部の渋滞は解消?地下を高速で移動する次世代地下道。
エレベーターで降りた地下道を200km/hで高速移動して目的地付近に!車両もテスラですね。 (画像:YouTube/The Boring Companyより) |
イーロン・マスク氏が2016年に設立したThe Boring Companyが提案したこちらのコンセプトは、ただ単に地下に道路をたくさん通して走らせるというものではなく、おそらく動画で見た方が理解しやすいと思いますが、都市部の路肩などに駐車スペースのように点在するエレベーターから車で地下に降りると、車で自走せずに台座に乗ったまま200km/hという高速で地下トンネル内での移動を開始し、離れた地点で同じようにエレベーターで上昇し、普通の道に戻るという、ユニークな地下トンネルシステム構想です。
100年後くらいには大都市の地下はこんな感じになっているのでしょうか? (画像:YouTube/The Boring Companyより) |
乗客などを超高速で輸送させる「ハイパーループ」と呼ばれる次世代交通システム構想とともに、未来を予感させられる今回のコンセプト、どちらにしても実際にここまでの設備を地下深くに何層にも建設していくことは確実に莫大なお金と時間、そして技術が必要になるのは間違いなさそうですが、数年では無理でも、10年、100年の単位では、もしかすると新しい移動手段の一つとして地下鉄や高速道路のように大都市の地下に張り巡らされているかもしれません。
これが未来の交通網!?渋滞を緩和するための地下トンネルシステムのコンセプトがスゴい。
Reviewed by hossy
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27 6月
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