マクラーレン・セナのサーキット専用モデル「セナ・GTR」を発表。(画像:プレスイメージより) |
■「マクラーレン・セナ」のサーキット専用バージョン「セナ・GTRコンセプト」を発表。
マクラーレンは、開催中のジュネーブモーターショー2018にて、昨年12月に発表された最新の限定ハイパーカー「マクラーレン・セナ」のサーキット専用バージョンとなる「マクラーレン・セナ・GTR」のコンセプトモデルを初披露しました。
「マクラーレン・セナ・GTR」は、公道走行可能な「セナ」よりも高性能に仕上げられたサーキット走行性能モデルで、最大で75台のみの限定生産モデルとなっており、1台の価格はおよそ100万ポンド、日本円にして約1億5000万円になるとのことです。
■75台限定、価格は約1億5000万円。「F1 GTR」「P1 GTR」の系譜を継承した「セナ・GTR」
現時点では詳細は明かされていない部分も多いですが、75台限定で約1億5000万円で発売予定とのこと。 (画像:プレスイメージより) |
マクラーレンの発表によると「マクラーレン・セナ・GTR」は、公道走行可能なハイパーカーとして2017年の12月に発表されていた「マクラーレン・セナ」に比べ、パワーやトルクの増大と、サーキット専用トランスミッションと改良されたダブルウィシュボーン式サスペンション、Pirelli製スリック・タイヤがもたらすさらなる効果により1000kgに達するダウンフォースを実現、フォーミュラ1を除くマクラーレンでの最速のラップタイムを記録したサーキット専用バージョンとなっているとのことで、詳細なテクニカルデータについては今年後半にも明かされる予定とのことですが、公道走行が可能な「セナ」よりも増大されたパワーとトルクにより、直線でのスピードはセナの「スタンダード」のモデルより速くなるなど、具体的な数値などは未公表ながら、すでにベースモデルを上回る高性能モデルであることが示唆されています。
また、最初にもご紹介した通り、最大で75台のみの限定生産モデルとなっており、1台の価格はおよそ100万ポンド、日本円にして約1億5000万円になることもアナウンスされており、昨年末に発表された500台限定の「マクラーレン・セナ」自体が、デビュー前に完売していることから、今回の「マクラーレン・セナ・GTR」についても、早い段階で(もしかしたらもうすでに)完売してしまう可能性も高そうです。
普通のマクラーレンを新車で買える時点でもかなり富裕層なイメージですが、その上の「P1」や「P1 GTR」、「セナ」、サーキット走行専用の今回の「セナ・GTR」などの、1台が数億円で、世界でも選ばれた人しか買えないレベルの車の購入層については、正直、なんだかもう次元が違いすぎて想像できません。
マクラーレン「セナ・GTRコンセプト」を発表!75台限定のサーキット専用車、価格は約1億5000万円に。
Reviewed by hossy
on
12 3月
Rating: