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フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。80年の歴史に幕。

フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
フォルクスワーゲンが「ビートル」の2019年での生産終了を発表。
(※こちらの写真は2014年のビートル米国導入65周年の際に公開されたものです。)

フォルクスワーゲンの「ビートル」が生産終了へ。


フォルクスワーゲンは、個性的なデザインで有名なコンパクトカー「ザ・ビートル」の生産を、2019年に終了することを発表しました。

1930年代に「フォルクスワーゲン・タイプ1」として開発されて以来、後継となる「ニュービートル(1998年〜2010年)」、現在ラインアップされている「ザ ・ビートル(2011年〜)」として愛されてきた「ビートル」ですが、約80年もの歴史に幕を下ろすことになります。


小型車の象徴的な存在「ビートル」が2019年で生産終了。

フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
「ビートル」は世界的な成功を収めた小型車の象徴的存在。

元々はビートルではなく「フォルクスワーゲン・タイプ1」という名前の車で、後に愛称だった「ビートル」が90年代になってから「ニュービートル」の車名に付けられたもので、1930年代に開発、1940年代に本格的な生産が開始(日本では1953年に導入)以降、2003年まで生産され、四輪車として累計生産台数が2152万9464台という世界最多記録を打ち立てるなど、世界的に成功を収めた車でした。

フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
現行型は「ザ・ビートル」の名称で2011年よりラインアップされています。
フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
クロスオーバー化で話題となった「ザ・ビートル・デューン」も限定発売されました。

現在販売されている「ザ ・ビートル」は、2011年に発表されたもので、同社の象徴のようなイメージもある車ですが、近年の米国市場での販売低迷などもあり、現行モデルの2019年での生産終了で、現時点では後継モデルは投入されず、先代から70年に及ぶ長い歴史に幕を下ろすことになります。

フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
現時点での日本導入は未公表ですが、「ファイナルエディション」という最終仕様が用意されています。
フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
フォルクスワーゲンを代表する車の一つだったようにも思いますが、やはり、時代の流れなのでしょうか?

日本でのビートルの販売については、今回の生産終了報道の前の2018年1月の時点で国内向けの販売終了が発表されており、「2018年は色々なキャンペーンや特別モデルが登場しますので、どうぞお楽しみに!」と掲載されているので、今回、発表された「ビートルの生産終了」そして、最終モデルとして海外で発表されたばかりの「ファイナルエディション」など、今後、新たな情報が明かさていく可能性もあります。

フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
長い歴史の中で、多くの人に愛され、寄り添ってきたクルマだったのではないでしょうか?
フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。70年の歴史に幕。
今回の発表以前に日本向けの販売終了がアナウンスされており、同社の公式サイトに掲載されていた画像のスクリンショットですが、「生産終了」となると、さらにしんみりしてしまいそうです。。。(画像:フォルクスワーゲン公式サイトより引用)

初代から最新モデルまで、「ビートル」はコンパクトカーの象徴的な存在として世界的な成功を収め、長い年月の中で、多く人生にも関わってきたクルマだと思いますので、今回の生産終了のニュースについては、乗っていた人、乗せてもらった人、今乗っている人、憧れた人など、それぞれに様々な思いがあるのではないでしょうか?
フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。80年の歴史に幕。 フォルクスワーゲン「ビートル」が2019年で生産終了へ。80年の歴史に幕。 Reviewed by hossy on 16 9月 Rating: 5
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