フェラーリ、新型の限定スーパーカー「MONZA SP1、SP2」をパリモーターショーで披露。 |
■フェラーリの最新限定モデル「MONZA SP1、SP2」がパリモーターショーで公開。
フェラーリは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー2018にて、9月に正式発表された新型の限定スーパーカー「MONZA SP1」「MONZA SP2」を披露しました。
こちらの2台の新型モデルは、通常のラインアップやワンオフモデルとも異なる新たなコンセプトの限定スペシャルシリーズとなる「Icona(イーコナ)」の初のモデルとなっており、同社の重要な顧客やコレクター向けに販売されるとのことで、現代的でもあり、クラシカルでもある、特徴的なスタイルが魅力です。
■「MONZA SP1、SP2」はフェラーリの歴史を凝縮したユニークなデザインのスーパーカーに。
パリモーターショー2018のフェラーリのブース。右が「MONZA SP1」、左が「MONZA SP2」 |
フェラーリが披露した「MONZA SP1」「MONZA SP2」は、1950年代のバルケッタをモチーフに、当時のモータースポーツシーンで活躍したモデルから影響を受けたという、最新モデルとしてはかなりユニークなスタイルに仕上げられているのが特徴で、車名は1950年代の「750 Monza」、「860 Monza」から、デザインは1948年の「166MM」などのモデルから、カラーリングは「250 GTO」などの歴代レーシングカーを意識するなど、随所にフェラーリの歴史を彩ったクラシックレーシングカーの要素が込められています。
クラシカルでありながらも現代的なデザインに最新技術を投入したユニークなモデル。 |
しかし、製造技法などについては当時のようなノスタルジックな手法はそのまま使われず、最新モデルにも搭載された「バーチャル・ショートホイールベース・システム」や、電動パワーステアリング(EPS)も装備。オールカーボンファイバー製ボディシェルに、6.5リットルのV12エンジンが搭載され、最高出力は810馬力、0-100km/h加速はわずか2.9秒で、最高速度は300km/h以上という、最新モデルの「812スーパーファスト」並みのパフォーマンスが公表されており、まさに創業70周年を迎えたフェラーリの歴史が詰め込まれたクルマに仕上げられているようです。
さらなる詳細は先月の正式発表の際に掲載した「フェラーリ Monza SP1 & SP2を発表!限定スペシャルシリーズICONA初のモデルに。」の記事でもご覧いただけますが、「SP1」は1人乗り、「SP2」は2人乗りとして設計されており、これらのモデルのオーナーのために「ロロ・ピアーナ」と「ベルルッティ」が、2台のデザインに合わせたアパレル&アクセサリーセレクションを用意しているなど、フェラーリの中でも特別感満載のこのクルマ。価格などは未公表ながらすでに日本向けのプレスリリースも発表されていますが、今後日本にも上陸することになるのでしょうか?
フェラーリ、新型スーパーカー「MONZA SP1、SP2」をパリモーターショーで披露!
Reviewed by hossy
on
06 10月
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