アウディとVWがロゴでコロナ感染予防対策！距離を取ることの大切さをアピール。

シンプルで伝わる！自動車のエンブレムを使った予防対策。

世界各国で広がっている新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、アウディとフォルクスワーゲンは「距離を保つこと」をアピールする変形した特別なブランドロゴを公開しました。

アウディとフォルクスワーゲン、距離を保つことの重要性をアピールするロゴデザインに。

アウディが公開したコロナ予防のための特別なロゴ。(アウディメディアセンターより)

アウディのロゴといえば、4つの輪が重なったデザイン「フォーシルバーリングス」で、「アウディ」「DKW」「ホルヒ」「ヴァンダラー」というアウディの前身となった企業を意味する「アウトウニオン」時代から続くデザインですが、現在のコロナ感染が拡大している現状に合わせ、4つの輪がそれぞれ距離を保った特別なデザインに仕上げられています。

また、フォルクスワーゲンもイニシャルの「V」と「W」が離れた特別なデザインのロゴを公開しており、それぞれのロゴの下には「Keep distance, stay together(アウディ)」、「Thanks for keeping your social distance(フォルクスワーゲン)」という、距離を取ることの重要性や、距離を保って生活する人への感謝のメッセージが添えられています。

フォルクスワーゲングループで医療機関向けの用品の調達や寄付を行っているようです。
(画像：プレスリリースより)

フォルクスワーゲングループとしては、コロナの影響で不足状態のフェイスマスク、手袋、消毒剤、体温計、保護メガネ、保護服などの医療向けの素材を総額4000万ユーロを投じて中国から調達し、ドイツ国内の医療機関や医師へ寄付することを発表するなど、企業グループとしての具体的な貢献活動も行っているようです。