自動車の「今」と「これから」をテーマに、車に関連するユニークな話題を配信するニュースサイトです。


フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。従業員をサポートするプロジェクト「Back on Track」も予定。

フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。従業員をサポートするプロジェクト「Back on Track」も予定。

フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。


先日、ランボルギーニがスーパーカー工場を改造して医療用のマスクの生産を開始したというニュースをご紹介しましたが、今度はイタリアを代表するスポーツカーブランド「フェラーリ」がマラネロの工場にて人工呼吸器バルブと防護マスク用の付属パーツの製造を開始したことを発表しました。


マラネロ工場にあるフェラーリのプロトタイプ作成部門にて製造。


フェラーリの発表によると、人工呼吸器バルブと防護マスク用の付属パーツはコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援する取り組みの1つとして、マラネロ工場の通常はプロトタイプの作成を行なっている部門にて、アディティブ・マニュファクチャリング技術を用いて製造されているとのこと。

一部の人工呼吸器バルブはダイビング用品メーカーのマレス社が、呼吸器疾患の患者を支援する緊急マスクを作成するためにマスクに合うようにオーダーメイドで開発したもので、防護マスク用の付属パーツはソリッドエナジー社に供給されており、ソリッドエナジー社はそれらを使用してデカスロンのシュノーケルマスクを感染症にさらされている医療従事者を保護するための補助具に変換する予定とのことです。

フェラーリでは今後、イタリアの民間保護機関の調整のもとイタリア各地の病院や医療従事者に数百のアイテムを製造し配布する予定と発表しており、コロナウイルスと戦うために医療関係以外の様々な企業も協力しながら努力しているようです。

生産再開後を従業員の健康保護を目的としたプロジェクト「Back on Track」も予定。

職場復帰する際に従業員の健康をサポートするプロジェクト「Back on Track」も開始予定!

フェラーリは4月10日時点で当初は4月14日から停止していた生産を再開する予定を、5月3日まで延長して停止することも発表しており、生産再開後に従業員及びその家族や親族、サプライヤーの健康を保護するための医療サポートプロジェクト「Back on Track」を実施することもアナウンスしています。

このプロジェクトは、イタリア当局によって定義されたタイミングと手順に従って、ウイルスの拡散防止と封じ込め措置を行うために、健康状態のチェックやアプリを使用した症状の監視などの医療サポートが受けられるほか、陽性反応を示した従業員は、自宅での医療および看護サポート、医療機器(医薬品、酸素濃度計、場合によっては緊急事態、酸素)の用意などをしてくれるという企業としてもかなり本格的な対策となっているようですね。

フェラーリは「Back on Track」について、これらの措置により、フェラーリはその最も貴重な資源である人々をケアし、最も安全で最も心配のない仕事生活への復帰を促進しています。と発表しています。
フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。従業員をサポートするプロジェクト「Back on Track」も予定。 フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。従業員をサポートするプロジェクト「Back on Track」も予定。 Reviewed by hossy on 18 4月 Rating: 5
Powered by Blogger.