レズバニ「DUNE」登場!ランボルギーニ・ウラカンをベースにした800馬力の本格オフロードスーパーカー
アメリカの自動車メーカー、Rezvani Motorsが、スーパーカーとオフロード車を融合させた「Rezvani DUNE(レズバニ・デューン)」を発表しています。
DUNEの最大の特徴は、ランボルギーニ・ウラカンをベースにしながら、舗装路だけでなく砂地や岩場、雪道まで走れるように仕立てられていることです。
5.2リッター・スーパーチャージドV10から800HP(約811PS)を発生し、カーボンファイバーボディや専用オフロードサスペンションを採用。さらに生産台数はわずか7台に限定されています。
スーパーカーをオフロードへ
レズバニといえば、装甲仕様も設定される「TANK」など、非常に個性的なSUVやタクティカルビークルを手掛けるメーカーとして知られています。
そのレズバニが今回送り出したDUNEは、そうしたオフロード車の考え方をスーパーカーに持ち込んだようなモデルです。
レズバニはDUNEについて、純粋なドライビング体験を追求し、オンロードとオフロードの両方で楽しめるクルマとして開発したと説明しています。
ベースとなるのはランボルギーニ・ウラカン。そこへ専用のサスペンションや大径オフロードタイヤを組み合わせることで、スーパーカーとは思えない走破性を手に入れています。
5.2リッターV10をスーパーチャージャーで強化
DUNEの心臓部には、5.2リッターV10スーパーチャージャーを搭載。
最高出力は800HP、最大トルクは785lb-ft(約1,064Nm)とされています。
レズバニによれば、スーパーチャージャーを追加することでV10エンジン特有のサウンドを残しながら、より高いパワーとレスポンスを実現しているとのことです。
トランスミッションは7速DCT、駆動方式はフルタイムのインテリジェントAWD。
スーパーカーらしいパワートレインをそのまま活かしながら、悪路を走るための機構を組み合わせています。
ウラカンの車高を約11.4cmアップ
DUNEを普通のウラカンと大きく違う存在にしているのが、専用に開発されたサスペンションです。
VF Engineeringと共同開発したオフロードサスペンションによって、ウラカンに対して4.5インチ(約11.4cm)リフトアップ。
さらにオフロードタイヤを組み合わせることで、純正状態からの最低地上高は合計で6インチ(約15.2cm)向上するとレズバニは説明しています。
DUNEの最低地上高は11インチ(約28cm)。
スーパーカーとしてはかなり大胆な数字です。
31インチのマッドテレーンタイヤを装着
足元には20インチホイールと、なんと31インチのマッドテレーンタイヤを装着。
さらに強化サイドウォールを備えたオフロード用タイヤを採用しています。
これだけ大きなタイヤを履くことで、岩場や砂地など、一般的なスーパーカーでは避けてしまうような場所にも対応。
フロントのアプローチアングルは最大25度、リアのデパーチャーアングルは最大35度となっており、アンダーボディにはスキッドプレートも装備されています。
砂、泥、岩、雪にも対応
DUNEにはAdvanced Terrain Management Systemが搭載されています。
これは走行する路面に応じてモードを選択できるシステムで、砂、泥、ロッククローリング、Baja、雪、日常の舗装路などに対応。
つまりDUNEは、単純に車高を上げて大きなタイヤを履かせただけのウラカンではありません。
悪路を走ることを前提に、サスペンションや駆動システムまで作り込まれたモデルなのです。
カーボンボディにLEDライトやシュノーケルも
ボディには軽量化を目的としたカーボンファイバー製ボディを採用。
さらにワイドボディのハイクリアランス・フェンダー、強化バンパー、フロントのリカバリーフック、リアのトーイングパッケージなど、オフロード走行を意識した装備が並びます。
ルーフにはエアシュノーケルまで装備。
夜間走行に対応する補助LEDライトもボディに組み込まれています。
ここまで来ると、もはや「オフロードも走れるスーパーカー」というより、スーパーカーを本気でオフロード車に作り変えたモデルと考えたほうが近いかもしれません。
インテリアはスーパーカーらしい快適性を維持
外観はかなりワイルドですが、インテリアについては快適性も重視されています。
シートは人間工学に基づいて設計され、10種類以上のスタイルから選択可能。
レズバニはDUNEを単なる悪路専用車ではなく、日常の舗装路でも使用できるモデルとして設計しています。
そのため、休日には砂漠や山道へ向かい、普段は街中を走るといった使い方も想定されているのでしょう。
世界限定7台の超希少モデル
そしてDUNEをさらに特別な存在にしているのが、その生産台数です。
レズバニによれば、DUNEはわずか7台のみが製造される限定モデル。
さらに公式サイトでは、2027年モデルの予約枠として7台分のプロダクションスロットが案内されており、予約金は1,500ドルです。
ちなみに、海外メディアなどの予想では価格は50万ドル、日本円にして約8000万円くらいになるのではないかと噂されていますが、これほど魔改造された状態のランボルギーニと考えると、高いのか安いのかわからないですね。。。
レズバニのラインアップを見ると、DUNEは「BEAST X」のような超高性能モデルとは少し方向性が違います。
BEAST Xが最高出力1,560HPという圧倒的なパワーを追求するのに対し、DUNEはスーパーカーの走りとオフロード性能を両立させることに重点を置いているモデルです。
ランボルギーニ・ウラカンが「砂漠を走るスーパーカー」に
ランボルギーニ・ウラカンといえば、低い車高と高性能なV10エンジンを持つ典型的なイタリアン・スーパーカーです。
そんなウラカンをベースに、車高を大幅に引き上げ、31インチのマッドテレーンタイヤを装着し、オフロードサスペンションやスキッドプレートまで追加する。
普通なら相反するはずの「スーパーカー」と「オフロード車」を、レズバニはDUNEという1台にまとめてしまいました。
もちろん、ランボルギーニのウラカンそのものとは大きく性格が異なります。しかし、V10のパワーとサウンドを残しながら、舗装路の外へ飛び出せるようにしたという発想は非常にユニークです。
「スーパーカーは舗装された道路を走るもの」という常識を捨てたクルマ。
それが、わずか7台だけ作られるRezvani DUNEなのではないでしょうか。
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