ホンダが「世界最速の芝刈機」でギネス世界記録を樹立！（画像：プレスイメージより）

■脅威の187km/hを記録！速すぎるホンダの芝刈機がギネス記録！

ホンダは、ホンダの乗用タイプの芝刈機「HF2620」をカスタムしたモデル「HONDA MEAN MOWER」が、従来の芝刈機の世界最速記録となる141.35km/hを大幅に更新した新記録「187.60km/h」を記録し、「世界最速の芝刈機」として「ギネス世界記録」に認定されたと発表しました。

この芝刈機はホンダの大型スポーツバイク「VTR1000Fファイアーストーム」の「996ccのV型2気筒DOHCエンジン」を搭載しベースモデルの5倍となる最高出力109馬力という本来の用途から考えれば意味が分からないレベルに改造され、0-100km/hまでの加速が僅か4秒という、高性能スポーツカー並みの性能を持つモデルとのこと。

■トップギアマガジンとホンダが作り上げたスポーティ芝刈機。

最高速度が187.60km/hを記録したホンダの芝刈機「MEAN MOWER」（画像：プレスイメージより）

今回ギネス世界記録を樹立した芝刈機「HONDA MEAN MOWER」は、昨年に自動車ファンの方にはおなじみの「トップギア」（トップギアマガジン）の企画で英国のホンダとトップギアがコラボレートして作り上げたスペシャルなモデルです。

以下よりスペインのイディアダ（IDIADA）試験場で行われた実際の走行シーンがご覧いただけます↓

走り抜けていく映像とか、もうこれ芝刈機じゃない。。。

「HONDA MEAN MOWER」（日本の発表では名称が"HF2620改"）の開発には英国ツーリングカー選手権（BTCC）に「ホンダユアサレーシングチーム」として欧州向けシビックツアラーで参戦中の「チームダイナミクス」が担当するという本格的なもの。

ホンダのプレスリリースによれば、"Hondaに流れるスポーティなDNAをユニークな形で紹介すること"を目的とした企画らしく、上記のハイパワーなエンジンのほかに、パドルシフト付6速トランスミッションの採用や、クロームモリブデン鋼を用いて新たに製作された軽量高剛性フレームなどを採用しているとのこと。

スポーティな性能だけでなく、実際に芝刈機としても使える実用的なモデル。（画像：より）

ちなみに、この芝刈機は単に高速走行が出来るだけでなく、通常の本来の仕事である「芝刈り」を行うことももちろん可能で、24km/hの速度で草をトリミングすることが出来る実用的でスポーティなモデルとなっているようです。

ちなみに、以下はホンダが公開している「HONDA MEAN MOWER」のオフィシャルビデオですが、芝刈機だということを忘れてしまいそうなスポーティな映像ですね。