「メルセデスAMG GT R」が日本発売！公道走行可能なレーシングモデル、価格は2300万円に。

高性能スポーツカー「メルセデスAMG GT R」の日本発売を発表。（画像：プレスイメージより※欧州仕様）

■「メルセデスAMG GT R」が日本上陸！完全受注生産で価格は2300万円。

メルセデスベンツ日本は、6月27日、2016年の6月に英国で発表された高性能スポーツカー「メルセデスAMG GT R」の日本向けの発売を発表しました。

「メルセデスAMG GT R」は、メルセデスAMG社による完全自社開発スポーツカー「メルセデスAMG GT」をベースに、ドイツニュルブルクリンク24時間耐久レースやSUPER GTなど世界で戦うカスタマースポーツレーシングカー「メルセデスAMG GT3」で培った技術をあますことなく注ぎ込まれた公道走行可能なレーシングモデルとなっており、完全受注生産で、日本での価格は2300万円となっています。

■最高出力585PS、0-100km/h加速は3.6秒！性能を追求した「メルセデスAMG GT R」

「メルセデスAMG GT」は最新技術を投入した公道走行可能なレーシングモデルに。
（画像：プレスイメージより）

2016年に英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて初披露された「メルセデスAMG GT R」は、専用に新開発されたAMG4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M178」を搭載し、最高出力は585PS、最大トルク700Nmを発揮するとのことで、これは、ベースモデルの「メルセデスAMG GT」の上位モデル「AMG GT S」と比較し、プラス75PS、プラス50Nmのパワーアップとなり、0-100km/h加速はわずか3.6秒、最高速度は318km/hと公表され、「AMG GT」シリーズの中でも極めて強力なモデルとなっています。

新開発されたAMG4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M178」を搭載。
（画像：プレスイメージより）

最高出力は「メルセデスAMG GT S」と比較しプラス75PSに。（画像：プレスイメージより）

また、アルミニウムを中心とする素材を適材適所に配置することで、軽量でありながら非常に高い強度を実現したアルミニウムスペースフレームを採用、フロントミッドシップエンジンとトランスアクスルレイアウトのトランスミッションにより、理想的な48:52の前後重量配分を実現、「メルセデスAMG」初となる4輪操舵システム「AMG リア・アクスルステアリング」や9段階の調整が可能なAMGトラクションコントロールなどサーキットを速く走るための専用装備を備えた、まさに「サーキットを走るために生まれた公道走行可能なレーシングモデル」と表現さるモデルです。

■専用装備を多数採用した「メルセデスAMG GT R」のデザイン。

ベースモデルの「GT」や「GT S」とは異なるスポーティなデザインに。（画像：プレスイメージより）

「メルセデスAMG GT R」のエクステリアでは、1952年に開催された伝説的なレースであるカレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝を飾った「300SL」レーシングカーを彷彿とさせる「AMGパナメリカーナグリル」や、強力なダウンフォースを生み出す「アジャスタブルリアウイングスポイラー」をはじめとする数々の専用装備を備え、AMGパフォーマンスエグゾーストシステムやAMG強化ブレーキシステムも採用。ブレーキキャリパーは「メルセデスAMG GT R」専用のイエローペイント仕上げ、タイヤは「ミシュランパイロットスポーツカップ 2」を標準装備するなど、ベースモデルよりもさらに機能的でアグレッシブな仕上がりとなり、インテリアもモータースポーツの影響を色濃く反映したデザインが採用されるなど、全ての面でサーキットでの走りを意識した方向性となっているのが特徴です。