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「BMW i8」の市販モデルを正式発表


BMW i8
フランクフルトモーターショーで発表された「BMW i8」 from "BMW press release"

次世代のスポーツカー「BMW i8」


BMWのPHVの「i」ブランド最新モデルとしてBMWからコンセプトカーが発表され話題を呼んでいた新型のプラグインハイブリッドスポーツカーBMW i8がついに市販モデルとして発表されました!
今回、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショーにて初公開となっており、BMW i8コンセプトカーのデザインをそのまま活かしたデザインでの発売を迎える事になるようです。

今後、i3に続きBMW「i」ブランドの新たなモデルとしてリリースが予定されています。
追記があります。日本仕様のBMW i8の価格や装備などを掲載しました。

2017年12月追加掲載:BMW i8のオープンカーとなる「i8ロードスター」と、マイナーモデルチェンジした2019年モデルの「i8クーペ」がロサンゼルスオートショーに合わせて発表されました。詳細はこちらの記事によりご覧いただけます。

BMW、新型「i8ロードスター」とマイナーチェンジした「i8」を発表!クーペとオープンカーで2018年に発売へ。


公式発表:BMW i8を日本発売へ!日本での価格も正式に決定。

BMW i8 日本
日本での正式発表が行われた「BMW i8」 from "BMW press release"

BMWジャパンは2013年11月13日にBMW i8とi3を含む新ブランド「BMW i」のモデルの日本国内での発売を正式発表しました。
気になるBMW i8の発売次期は来年2014年の夏頃となり、
BMW i8の日本での販売価格は1917万円と発表されております。

日本でのBMW i8の発表の模様は以下より↓




日本仕様のBMW i8についての情報も正式なものが公表されましたので以下より記載します↓

BMW i8主な標準装備品 
AC普通充電ポート
LEDヘッドライト
アラーム・システム
電動フロント・シート
サン・プロテクション・ガラス
ヘッド・アップ・ディスプレイ
HDDナビゲーション・システム
HiFi スピーカー・システム harman/kardon
USBオーディオ・インターフェイス、ハンズフリー・テレホン・システム
BMW i コネクテッド・ドライブ・スタンダード (BMW i リモート・サービス含)
ドライビング・アシスト
- 前車接近警告機能
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ
トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ
リア・ビュー・カメラ/ PDC
フロント・シート・ヒーティング(運転席&助手席)
20 インチ BMW i アロイ・ホイール
フロント: 195/50 R20、リア: 215/45 R20
 
※BMWの公式発表より引用。

BMW i8の公式サイトも完成しています。

i3は右のみですがBMW i8のステアリングは左右両方とも用意されるようです。
現時点でカラーは6色が用意され、i8のホイールは3種類、インテリアカラーは4種類の中から選ぶことが出来るようです。

価格的には現時点のBMWのモデルではMモデルを含めi8が一番高額なモデルとなる見込みですが、ガルウイングドアのPHVスーパーカーがついに来年から日本でも走り出すことに期待が高まります!

以下よりBMW i8についての情報をワールドプレミアからスペック、画像、映像を含めてまとめておりますのでご覧下さい↓

BMW i8の公式プロモーションビデオも公開。

BMW i8
BMW i8のオフィシャルビデオより。

今回のBMW i8の発表に合わせ、BMWの公式YouTubeではi8のオフィシャルプロモーションビデオの動画が公開されました。
動画は以下よりご覧頂けます↓



BMW i8
BMW i8の公式プロモーションビデオより。
上の画像だけ見るとぱっと見はマクラーレンやアウディと間違えてしまいそうなBMWらしくないボディーデザインです。i8の特徴的な黒ボディーにガルウイングドアという組み合わせはランボルギーニっぽくもあるような気がします。


実際にBMW i8が走行するシーンが収録された動画はこちら↓

2014 BMW i8 - DRIVING


BMW i8のIAAでの市販車発表の模様。

BMWの公式YouTubeページが公開したBMW i8の発表の模様です。
動画では市販車としてリリースされるi8のモデルが登場するシーンや展示されているシーンなどがプロモーションと混ぜながら公開されています。

BMW i8の発表の模様は以下より↓


燃費はリッター40キロ!ハイブリッドでエコなスーパーカー。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザインイメージ。The BMW i8 from "BMW press release"

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザインイメージ。The BMW i8 from "BMW press release"
BMW i8はリチウムイオンバッテリーを搭載し優れた燃費性能を実現している。

BMW i8はプラグインハイブリッドを搭載しており、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーを使用しており、モーターとエンジンを合わせた動力にて走行する次世代のエコカーとなります。今回発表された内容によると、最大出力は362ps、BMW i8は0-100km/hの加速が4.4秒という速さを、また、最高速度は250km/hまでを実現するとともに、燃費は最大で1リッターあたり40kmの走行という驚異的なパフォーマンスを実現する事になります。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザインイメージ。The BMW i8 from "BMW press release"
BMW i8は一度の充電と燃料をそれぞれ満タンにしておけば、最大で500kmもの走行が出来るという「エコ過ぎるスーパーカー」となるとのこと。

各所にLEDを配置したBMW i8のヘッドライト点灯時はこのようなイメージ。

スポーツカーらしいこのデザインでプリウスやアクア並みに給油せず走り続けるというのもある意味不思議な感じです。。。

カーボンファイバーで軽量ボディーを実現。


BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"

さすがにコンセプトカーのイメージのように透明なボディーとまではいきませんでしたが、市販モデルのBMW i8のボディーにはカーボンファイバー(炭素繊維)が多用されており、車両重量が1490kgという大幅な軽量化を果たしています。

このようにカーボン素材を多用し軽量化を行う事で、i8の持つ走行性能と驚異的な燃費性能の両方を最大限に引き出す事が実現されています。

BMW i8の価格は?

BMW i8
BMW i8の公式プロモーションビデオより。

気になるBMW i8の価格についてですが、先日発表のあったBMW i3は数百万円台と手の届く価格設定となっておりましたが、こちらのBMW i8については各国の自動車メディアなどの予測ですがおそらく一千万円台後半から数千万円台の単位になるのではないかとのことです。
1千万円台後半というとM6やM5などBMWのMモデルが中心となって展開されている価格帯ですが、実際に販売された場合、BMW i8はこのクラスと同等もしくはBMWの車両の中で一番高いモデルとなる可能性も高いです。
ブラックカラーのBMW i8(BMW公式走行動画より)

BMWだけでなく今後、ポルシェやメルセデス、アウディなど様々なメーカーが電気自動車やハイブリッドカーのスーパーカー、スポーツカーの投入を予告しており、それらの車種よりもBMW i8は多少お求めやすい価格設定にして手頃な価格で多くの台数を販売したい考えという話もあるので、もしかすると高いけど篦棒に高いというカタチにはならず、頑張れば買える(とは言っても高いけど)レベルになるのではないかという噂もあります。

追記:BMW i8の販売価格はアメリカで13万5925ドル(日本円にして約1360万円)と発表された模様です。

BMWノースアメリカのサイトでは既に価格が掲載されている。

上記の価格はアメリカのBMW(BMWノースアメリカ)が発表したそうです。 そのため、日本国内発売時の価格はもう少し高くなるのではないかと思われます。

それにしてもBMWから次世代を担うハイブリッドスポーツカーとしてリリースされるBMW i8の価格設定なので当初は2千万円以上まで行くのではないかと噂されていただけに、思いのほか安い(高いけど)価格にしてきた印象です。


BMW i8のエクステリアはこのようなデザインです↓

BMW i8は全体的にi8コンセプトカーのイメージをそのまま市販車に当てはめたようなデザインとなっており、近未来的な印象となっています。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"



BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
グリル部分が青いところなどは先日一部だけをちょい見せしていた公式トレーラーでも見る事が出来たところですが、イメージ画像のBMW i8はBMWの印象的なグリルのデザインが若干違っているように見えます。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
こちらのシルバーのカラーのBMW i8はコンセプトの時のデザインに近い印象になっています。市販モデルとしての実用性とコンセプトモデルとしての美しさや近未来的なイメージを兼ね備えたデザインになっていると感じます。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
一方、BMW i8の市販モデル発表で公開されたブラックのカラーのモデルはシルバーのi8よりもスーパーカー的な印象、例えばマクラーレンやフェラーリのようなGTカーに見間違えそうなデザインになっています。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
ガルウイングはコンセプトからそのまま市販車にも採用される見込みで、現行モデルのBMWとは一線を画すスポーティなスーパーカー的デザインとなっています。
空力を意識したと思われる低く鋭いボディー形状はまさにスーパーカーというイメージです。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"

BMW i8市販モデルの内装はこのようなデザインです↓

BMW i8
BMW i8のインテリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release

BMW i8
BMW i8のインテリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
イメージデザインとして公開されたシルバーのi8のカラーはホワイトとブラックを使用した洗練されたカラーリングとなっています。

内装は現行型のBMWのインテリアデザインと似たセンターがドライバーよりになっているカタチが採用されているようです。メーターなどの表示はハイブリッド車らしいデザインとなっています。

BMW i8
BMW i8のインテリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
BMW iのブランドイメージとして使用されているカラーのブルーが各モデルのステッチやステアリング、ドアなどにポイント的に使用されており、環境にも配慮出来るスポーツモデルの印象を引き立たせています。

BMW i8
BMW i8のインテリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
走行シーンとともに公開されたブラックのボディーカラーの市販モデルBMW i8はインテリアカラーがダークブラウン系のカラーとホワイトが使用された高級感のあるモデルです。

上の写真のドアの周辺を見る限りi8のボディーには軽量素材のカーボンファイバーを多用している印象を受けます。

BMW i8
BMW i8のインテリアデザイン。The BMW i8 from "BMW press release"
搭載されたiDriveシステムの画像。様々な情報をコントロール出来る。

性能で言うとBMWのMモデルなど本格的なスポーツカーには敵わない性能となりますが、PHVのモデルでここまで本格的に燃費性能のスポーツイメージを融合させたモデルが実際に発売されるというのは大手自動車ブランドの中では初めてではないかと思われます。


BMW i8の発売時期は2014年を予定。

BMW i8とi3は早ければ2014年には日本での販売を行う考えのようです。
BMWは来年の東京モーターショーに向けてi8とi3の発売時期などを決定し発表して行くとの考えということなので、もしかすると来年の今頃には街中を走っている可能性もあります。
発売日や国内の価格設定は今のところ不明ですが、来年以降には多くのメーカーからPHVや電気自動車のスポーツカー、スーパーカーが登場する見込みです。


BMW i8のスペック。

BMW i8のテクニカルイメージ The BMW i8 from "BMW press release"

BMW i8の市販車のスペックをまとめてみました。

★BMW i8の加速とトップスピード。
●電気自動車として電気エネルギーのみの状態での最高速度:120km/h
●通常のエンジンを使用した時の最高速度:250km/h
●電気自動車として電力を使用した際の加速度(0-60km/hの場合):4.5秒
●通常のエンジンを使用した際の加速度 (0–100 km/hの場合):4.4秒

★BMW i8の燃費。
電気自動車として電気エネルギーのみの状態での走行距離:35km
燃料タンク満タンの状態でトータルでの走行距離;500km

★BMW i8の動力性能。
前輪:96kw電気モーター(131hp、25.4kgm)
後輪:1.5ℓ3気筒ツインターボエンジン(231hp、32.6kgm)

★BMW i8の重量。
BMW i8の車体の重さ:1490kg(EU値)
BMW i8の重さ(最大許容重量):1855kg


※現時点で国内では情報が乏しく海外サイトの情報を翻訳しつつ記載している為正確でない可能性があります。
また、海外での情報のため基準が日本国内の数値や単位と誤差が生じている場合があります。

BMW i8の展示された実車の動画。

以下の動画(Marchettinoがアップロードしたもの)ではBMW i8の市販モデルが実際に展示されたところを撮影したものです。
1分程度の動画ですが、i8のインテリアやエクステリアなど様々な角度からBMW i8のデザインをご覧いただくことが出来ます。

動画は以下より↓


また、同じくフランクフルトモーターショーで公開されたBMW i8の色違い「ホワイトカラー」のモデルの様子は以下のAutoGuideによる動画でご覧いただけます。


追記:BMW i8の発売時期はアメリカで2014年の春に投入予定!


フランクフルトモーターショーにてBMW側からi8の発売時期についての言及があったようです。アメリカでは来年2014年の春には発売をしたい考えのようですので、おそらく日本での発売は来年の夏から秋、もしかすると春から初夏にもお目見えするのではないかと予想します。




BMW i8の新たな公式ビデオが追加されました。


BMWの公式YouTubeチャンネルにBMW i8の新しい紹介動画が複数追加されておりましたのでご紹介します。

※元の公式動画が削除されたため埋め込みも削除しました。
全て英語なので分かりにくいですが、基本的には搭載スペックや性能などを分かり易く動画にしたものとなっているようです。

こちらはテスト車両でしょうか?フランクフルトで一般の公道を他の車に混じりながら走行しているBMW i8が撮影されたものです↓


ツイッターなどで都内でも同様に走行する姿が目撃されたと話題になっていましたが、いよいよ各国の市場投入が目前となり今後も次世代のスーパーカー「BMW i8」の姿を街中でも目撃することが出来るようになるかもしれません。

BMW i8は新たな時代のスポーツカーへ。

BMW i8
BMW i8のエクステリアデザインイメージ。The BMW i8 from "BMW press release"

コンセプトカーではスゴいデザインのモデルを多く発表してきたBMWですが、今回のBMW i8はコンセプト止まりや全く違うデザインという分けではない、そのままコンセプトカーを忠実に再現してしまったようなデザインでスポーツカーを発表したという事が、今後の自動車業界全体へどのような良い影響を与えてくれるのかに期待したいと思います。


関連サイト
BMW公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/BMW

BMW i8公式サイト(英語)
http://www.bmw.com/com/en/newvehicles/i/i8/2013/showroom/index.html

BMW i。
http://www.bmw.co.jp/jp/ja/insights/corporation/bmwi/philosophy.html

IAA(フランクフルトモーターショー)
http://www.iaa.de/en/

「私は、i8。」という印象的なナレーションで話題のBMW i8の日本向けCMの動画を追加掲載しました。
BMW i8「Attitude」の動画は以下よりご覧いただけます。


ちなみに「Attitude」とはフランス語で姿勢、態度などを示す言葉とのことで、カーボンファイバー製のプラグインハイブリッドスポーツカー「BMW i8」を物語るタイトルとなっています。
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