発表された新型のメルセデスベンツCクラス(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
■メルセデスベンツの新型Cクラスが正式発表されました。
以前より噂されていた新型の「メルセデスベンツCクラス」の概要が12月16日に正式に発表されました。
今回発表されたCクラスは先代から数えて4代目にあたるモデルとなり、このモデルは既にリリースされているメルセデスベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」の新型モデルをモチーフにしたデザインとなっているようで、各所にSクラスとの共通点が見えるモデルとなっている他、新たに設定され人気の高い「CLAクラス」とも似た部分も含まれるモデルとなっています。
■Cクラスという立ち位置を明確化させる新しいモデル。
メルセデスベンツCクラス(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
Aクラスをベースにした4ドアクーペスタイルのCLAクラスが登場した事により、その後のCクラスの立ち位置がどのようになるのかも注目されていましたが、今回発表された新型Cクラスでは先代と比べボディーサイズが大型化されており、大きさが先代モデルのCクラスとほとんど同じとなってしまったCLAクラスとはサイズでの違いを明確化させているようです。
メルセデスベンツCクラス(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
斜め後ろから見たメルセデスベンツCクラス(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
キャラクターラインが際立つメルセデスベンツCクラス(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
また、AクラスやCLAクラスが若いイメージだったのに対して、こちらの新型CクラスではEクラスやSクラスを意識したようなエレガントで高級感のあるインテリアとエクステリアが採用されておりスポーティで大胆なデザインを採用していたCLAとは路線が違うある意味「正統派的」なものとなっているように感じられます。
メルセデスベンツCクラス・エクスクルーシブラインのリア。 (画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
メルセデスベンツCクラス・AMGラインのリア(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
個人的なイメージで書くと「CクラスというカテゴリをベースにSクラスとCLAクラスの利点を併せ持ったデザイン」だと思います。
デザイン面については以下の項へ。
■新型Cクラスのエクステリアデザイン。
エクスクルーシブラインとAMGラインという2種類のフロントを選択出来る新型Cクラス。 (画像:mercedes benz-TVより引用) |
上の項の続きのようになりますが、新型Cクラスのデザインは正面から見るイメージではラグジュアリーな新型のEクラスやSクラスを彷彿とさせるデザインとなっていますが、リアに至までの経緯のようなデザインはスポーティなCLAの流れから来ているものではないかと考えられます。
メルセデスベンツCクラス・エクスクルーシブライン(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
メルセデスベンツCクラス・AMGライン(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
フロントグリルについては「エクスクルーシブライン」と「AMGライン」という2種類のものが用意されており、「エクスクルーシブライン」ではメルセデスベンツらしいTHE高級車というイメージで、それに対して「AMGライン」はその名の通りスポーティなイメージを前面に押し出したデザインとなっているため同じモデルでありながら違う車のような印象を与えられます。
■新型Cクラスのエレガントなインテリアデザイン。
メルセデスベンツCクラスのインテリア。こちらは「エクスクルーシブライン」のデザイン。 (画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
以前にもメルセデスベンツが小出しに情報を出していたものがこの新型Cクラスだったのかと思わされるのがインテリアデザイン部分です。
新型Cクラスに搭載された「タッチパッド」(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
CLAのスポーティな味付けのインテリアとは違い、新型Cクラスのインテリアでは全体的に上品なデザインが設定されているようで、レザーをふんだんに使用した室内空間に全体を通して素材のクオリティーを高めている他に、指の動きによってスマホやタブレットのように様々な操作が可能な新開発となる「タッチパッド」を搭載している点もポイントです。
良い意味で自動車らしくないコックピットデザイン(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
CLAとはひと味違う高級車らしいCクラスの内装(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
スポーティなレッドとブラックのコンビネーションのこちらはAMGライン(アヴァンギャルド)デザイン。(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
上質さとスポーツ性を併せ持ったデザイン(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
その他、オートエアコンではGPSを使用してトンネルの位置を識別する事により、トンネルの中を走行中に外気が車内に入らないように切り替えてしまうというなんだかスゴそうな機能も装備されているなど以前にも増して高級車としての立ち位置を明確化させているモデルだと感じます。
メルセデスベンツ新型Cクラスのインテリア(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
個人的にとくにインテリアについては「スゴい」の一言です。
このイメージを見る限り大げさな言い方をすると工業製品よりも芸術作品的な印象でした。
■新型Cクラスのグレードとスペック。
メルセデスベンツ新型Cクラスは2014年に3グレードが登場予定。 (画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
さて、ここまでインテリアとエクステリアや他のモデルとの違いを書いてきましたが、ここからは投入される予定の新型Cクラスのグレードとスペックについて判明している情報を掲載します。
メルセデスベンツの新型Cクラスでは、まずは3種類のグレードが用意され市場に投入される予定となっており、それぞれ「C180」「C200」「C220ブルーテック」となっております。
●「C180」は1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載
最大出力は156ps、最大トルクは250Nm。0-100km/h加速8.2秒。
●「C200」は2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載
最大出力は184ps、最大トルク300Nm。0-100km/h加速7.5秒。
●「C220ブルーテック」2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載
最大出力は170ps、最大トルク400Nm。0-100km/h加速8.1秒。
となっているようです。
■新型Cクラスの価格は?(7/12更新)
新型Cクラスの価格は2014年にも。(画像:ダイムラー公式プレスリリースより。) |
新型Cクラスの日本発売が発表されましたので以下より最新の記事を掲載しております。
日本での発売価格やグレードなどもご覧いただけます。
メルセデスベンツの「新型Cクラス」が日本上陸!発売価格は419万円から
■新型メルセデスベンツCクラスの画像。
以下より、新型Cクラスのその他の画像を掲載しております。海外向け仕様車のため、日本で発売されるものと若干変更がある可能性もありますが、基本的な装備や仕様は同様のものとなっています。
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
新型メルセデスベンツCクラス(画像:プレスイメージより) |
■新型CクラスAMGやワゴンのリリースは?
海外メディアや自動車ブログなどでテスト走行が行われる様子が撮影されるなどしているので、新型のCクラスをベースとしたワゴンタイプのモデルやAMGモデルの登場は確実ですが、実際に登場するのはこのCクラスが発売された後となるので2015年辺りになるのではないかと予測されています。
★この記事は現時点で判明している情報と主観を総合して掲載しているため、今後新たな情報などが判明した際には修正や追記を行いたいと考えております。
以下は新たに公開された新型メルセデスベンツCクラスの公式プロモーション動画です↓
メルセデスベンツが新型Cクラスを発表
Reviewed by hossy
on
17 12月
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