■ベントレーやロールスロイスなど超高級車の販売台数が過去最高を更新。
先日世界の主要な自動車ブランドの2013年度の販売台数が発表されましたが、その中でも特徴的なのはロールスロイスやベントレーなどの富裕層向けの超高級車ブランドが過去最大の販売台数を記録している部分です。
ロールスロイスは2013年の販売台数(世界)は110年の歴史で最高の販売台数となる3630台の新車販売を記録、ベントレーも1万台を超え95年の同社の歴史の中で一番の売り上げを記録したとのこと。
■日本市場も大幅にアップ。高級車、輸入車の売り上げは世界的に好調。
ベントレーの昨年の販売台数で一番多かった国はアメリカ、2位は中国、3位は欧州となっており、日本での新車販売台数も前年の53パーセント増を記録しています。ロールスロイスについても1位2位は同じですが、とくに中東では17パーセント増となっており、日本や欧州各国の販売台数も伸びていると報じられており同社はこれで4年連続で実績を上回る結果を記録しています。
■メルセデスベンツもポルシェもアウディも世界販売が過去最高。
各社が発表したデータによれば、上記のロールスロイスやベントレー以外のメーカーではメルセデスベンツ、ポルシェ、アウディなどが過去最高の販売台数を記録しており、メルセデスベンツのGLAクラス、CLAクラス、ポルシェの新型SUV「マカン」など発売間もないモデルや今後発売が予想される各社のニューモデルの投入で今年2014年度はさらに増えるのではないかとの予想もされています。
さらにBMWも昨年1月から10月までの総合販売台数(ミニ、ロールスロイスを含む)が過去最高を記録するなど好調な売り上げとなっているようです。
■フェラーリは売れすぎたため減産。
2012年度の販売台数がトータルで7318台と過去最高を記録していたフェラーリは、あまりにも売れすぎたことによりブランド価値が下がってしまうことを懸念しワザと生産数を減らしてトータルの年間生産数を7000台以下に抑え商品価値を高める方針と発表されており、それに伴って2013年の販売台数は少なくなる見通しです。
数年前から続いている高級車の販売台数の増加、多くのブランドの主要な販売数はアメリカ、中国、日本、欧州、中東などでの伸びが印象的です。
昨年はアベノミクスもあってか上記企業を含めた日本での輸入車の販売も好調な結果が発表されておりますが、今年も同じく記録更新や販売数の増加が続くのかに注目が集まります。
売れまくる超高級車・多くの高級車ブランドの世界販売台数が過去最高に
Reviewed by hossy
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12 1月
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