サーキット走行専用車「フェラーリFXX K」を発表。(画像:プレスイメージより) |
■「フェラーリFXX K」はサーキットに最適化された高性能モデルに。
フェラーリは、アブダビで開催されていたイベント「Finali Mondiali」にて、「ラフェラーリ」をベースにした高性能サーキット仕様車となる「フェラーリFXX K」を正式発表しました。
2015年に発売される「フェラーリFXX K」は、2005年に発表されたエンツォフェラーリがベースの「フェラーリFXX」などのモデルに次ぐサーキット走行専用車となっており、名前に付けられた「K」はKERS (運動エネルギー回生システム)を表すものとなっています。
■「ラフェラーリ」をベースに全てがサーキット仕様に進化した「フェラーリFXX K」
同社の限定スーパーカー「ラフェラーリ」をベースにサーキットに最適化された高性能モデルに。 (画像:プレスイメージより) |
今回発表された「フェラーリFXX K」は、同社のスーパーカー「ラフェラーリ」をベースにサーキット走行に最適化された高性能モデルとなっており、エクステリア、インテリアデザインの変更のほか、ドライバーが4つの異なるモードから選択することが出来るというHY-KERSシステムの搭載、車高の調整や搭載されるV12エンジン&電気モーターのパワーを最大限に引き出すなどの変更も行われており、トータルの最高出力は1050PS、最大トルクは900Nm以上というサーキットを走る為のクルマとなっています。
「フェラーリFXX K」は性能面のほか、エクステリアなどのデザインも変更。(画像:プレスイメージより) |
「フェラーリFXX K」のエクステリアデザイン。(画像:プレスイメージより) |
「フェラーリFXX K」のインテリアデザイン。(画像:プレスイメージより) |
サーキット走行専用車となる「フェラーリFXX K」は、「フェラーリFXX」などと同様に基本的には公道を走行することは出来ないモデルとなっており、今のところトータルの生産台数や価格などは発表されていませんが、フェラーリは今後2年間でテストプログラムなどを実施し、限られた顧客向けに提供していくようです。
「フェラーリFXX K」の価格などは公表されていませんが、確実にラフェラーリよりも高額だと思われます。 (画像:プレスイメージより) |
ちなみに、エンツォフェラーリをベースにした「FXX」は、29台限定の販売で価格はメンテナンスなどを含むパッケージで150万ユーロ(現在の日本円にして2億2000万円以上)、複数の車両が日本国内にも輸入されていましたが、今回発表された「フェラーリFXX K」も、もしかすると今後日本に上陸してくるのかもしれません。
フェラーリを象徴する歴代の名車特集!1948年〜現在までの軌跡。
「ラ フェラーリ」のサーキット仕様モデル「フェラーリFXX K」を発表!
Reviewed by hossy
on
04 12月
Rating: