ボルボの富裕層向けSUVコンセプトは助手席がフットレストに!(画像:プレスイメージより) |
■助手席を無くしてフットレストにしたボルボ「ラウンジコンソール」
このクルマ、現時点ではコンセプトモデルですが、もし実際に市販されたらドライバーはちょっと微妙な気持ちでハンドルを握る感じになりそうですね。
ボルボが上海モーターショーにて、中国市場に向けた高級SUVのコンセプトカーとして発表した「ラウンジコンソール」は、前列の助手席部分を無くし、後部座席の乗員がそのまま足を前に延ばす事が出来るという一風変わったスタイルが採用されています。
■多忙なビジネスマン向けの高級SUVコンセプト、問題はオーナーさんの足の臭い?
後席右側の乗員にはファーストクラスのような快適な空間が提供されます。(画像:プレスイメージより) |
今回発表されたボルボの「ラウンジコンソール」は、会議の間の休息を移動中の車内でとるような多忙なビジネスマンなどを意識した富裕層向けの高級SUVコンセプトとなっており、同社の7人乗りSUV「XC90」をベースに3列目シートを無くし、2列目シートをリクライニング式に配置、そして2列目の右側のシートに乗っている人が足を伸ばしてくつろぐことが出来るように助手席まで無くしてしまったという贅沢過ぎなモデルとなっています。
多忙なビジネスマンが移動中に休息をとれる贅沢な仕様に。(画像:プレスイメージより) |
17インチディスプレイの裏は収納や鏡が搭載されています。(画像:プレスイメージより) |
こんな感じでテーブルにすることも出来ます。(画像:プレスイメージより) |
このモデルでは、本来助手席があった部分にはフットレストが配置されており、フットレストに搭載された17インチディスプレイで映像を楽しむことが可能なほか、ディスプレイを倒せば収納付きのテーブルとしても使用出来るなど、ファーストクラスのような座席が採用されたコンセプトに仕上がっています。
このようなモデルが今後実際に市販されるかは不明ですが、ただ、このラグジュアリーなSUVが将来的に実用化された場合、一番の課題としては、足の臭いが強烈なオーナーさんだった場合、ドライバーは毎日助手席から漂ってくる悪臭に耐えながら仕事をしなければならないという過酷な労働環境を改善する部分になるのではないでしょうか?
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Reviewed by hossy
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25 4月
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