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日産、240Zから着想を得たクロスオーバーコンセプト「GRIPZ(グリップス)」を発表。

日産 GRIPZ(グリップス)
日産が新型のスポーツクロスオーバーコンセプト「GRIPZ(グリップス)」を披露。
(画像:プレスイメージより)

日産がスポーツクロスオーバーコンセプト「GRIPZ(グリップス)」を公開。


日産自動車は、開催中のフランクフルトモーターショーにて、新型のクロスオーバーSUVコンセプトとなる「GRIPZ(グリップス)」を初公開しました。

若い世代に向けた新しいタイプのスポーツコンパクトクロスオーバーとして公開された「GRIPZ(グリップス)」は、スポーツカー、SUV、クロスオーバーの分野で培った英知を結集したというハイブリッドクロスオーバーとのことですが、このモデルは同社のラリーカー「240Z」から着想を得たという新たな方向性のモデルとなっているようです。


「240Z」やロードレース用自転車から着想を得た「日産 GRIPZ(グリップス)」

日産 GRIPZ(グリップス)
240Zからインスピレーションを得たという「GRIPZ(グリップス)」(画像:プレスイメージより)

今回日産が発表した「GRIPZ(グリップス)」は、欧州と日本のデザイナーの共同デザインのコンセプトカーとなっており、コンパクトクロスオーバーが持つ実用性や性能と、スポーツカーのようなデザインを融合させることにより、日常的な仕様や山道などの厳しい運転条件にも対応可能なモデルとのこと。

日産 GRIPZ(グリップス)
コンパクトクロスオーバーの実用性とスポーツカーデザインが融合。(画像:プレスイメージより)
日産 GRIPZ(グリップス)
高い車高により様々な運転条件にも対応可能とのこと。(画像:プレスイメージより)
日産 GRIPZ(グリップス)
現時点では市販車の原型的モデルというわけではないようです。(画像:プレスイメージより)
日産 GRIPZ(グリップス)
「GRIPZ(グリップス)」のインテリアデザイン。(画像:プレスイメージより)

デザイン面では、2015年3月に開催されたジュネーブモーターショーにて公開されていたコンセプトモデル「スウェイ」にも採用されていたというデザイン要素が取り入れられているほか、過去にサファリラリーで活躍した「240Z」や、ツール・ド・フランスのロードレース用自転車から着想を得ており、「コンパクトクロスオーバーというジャンルの究極の姿」と表現されています。


「GRIPZ(グリップス)」について、日産の専務執行役員でチーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏は、このコンセプトカーは、ジュークなど、現行のクロスオーバーモデルの次期型として開発したものではなく、我々がコンパクトクロスオーバーというセグメントでどこまで挑戦できるか、その極限を表したものであるという趣旨のコメントをしていますが、今回のフランクフルトモーターショーでの公開での反応を含め、次世代の日産のクロスオーバーのデザインに影響を与える可能性も示唆していますので、今後投入されるモデルに今回の「GRIPZ(グリップス)」のデザイン要素が反映される可能性もありそうです。

次期フェアレディZがクロスオーバーになるというウワサは?

日産 GRIPZ(グリップス) フェアレディZ
フェアレディZの後継がSUVになるかも。というウワサももありますが、、、。
(画像:GRIPZとフェアレディZのプレスイメージより)

今回のコンセプトカーの発表の少し前、次期フェアレディZがSUVになってしまうのでは?というかなり気になる話題が英国の自動車メディア「Autocar」により報じられ、ファンの間で話題となった一件があったのですが、上記のコメントなどを見る限りではフェアレディZの後継モデルとなるわけではなさそうです。


実際のところ、今回の「GRIPZ(グリップス)」が今後どのようなカタチで市販車に反映されるのかは分かりませんが、もしもスポーツカーのイメージしか無いフェアレディZが次期型から今回のようなクロスオーバーに変化したとしたら動揺するファンも続出しそうですね。
日産、240Zから着想を得たクロスオーバーコンセプト「GRIPZ(グリップス)」を発表。 日産、240Zから着想を得たクロスオーバーコンセプト「GRIPZ(グリップス)」を発表。 Reviewed by hossy on 17 9月 Rating: 5
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