自動車史上最高額！「フェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティ」が41億円以上で落札！

1957年製のフェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティが、日本円にして41億円で落札！
（画像：artcurial.comより引用）

■フェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティが自動車史上最高額で落札。

近年、フェラーリのクラシックモデルやレースカーがオークションなどで高額で取引され度々話題となっていましたが、ついに先日、250GTOなど過去のフェラーリを含む自動車の中で最も高い価格で落札されたモデルが登場しました。

2月5日にフランス・パリで行われたオークションに出品された1957年製の「フェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティ」が3200万ユーロ、日本円にして約41億7000万円で落札され、今まで史上最高額だった1962年製の「フェラーリ250GTO」の3800万ドル（当時の日本円で約39億円）を超え、オークションでの自動車史上最高額を更新したとのことです。

■41億円で落札されたのは1957年製のフェラーリのレーシングカー「335Sスパイダー・スカリエッティ」

自動車史上最高額の落札価格となったフェラーリのレーシングカー。（画像：artcurial.comより引用）

今回、日本円にして約41億7000万円というとんでもない価格で落札された「フェラーリ335Sスパイダー・スカリエッティ」は、以前史上最高額で落札されていた1962年製の「250GTO」とは異なる純粋なレーシングカーとなっており、英国のレーシングドライバーのマイク・ホーソーン氏がルマン２４時間耐久レースで使用した車両で、その後、建築家やフェラーリコレクターに所有されていたようです。

こちらはレースで活躍していた当時の写真。（画像：artcurial.comより引用）

長い間コレクターの方などが所有されていたようです。（画像：artcurial.comより引用）

ちなみに落札した参加者の身元は明かされておらず不明ですが、近年のフェラーリのクラシックモデルでは、1960年代に生産された「250GTO」が日本円にして39億円、農場の納屋で放置されていた「250GT SWBカリフォルニア・スパイダー」が19億円、レースカーの「375プラス」が18億円以上で落札されているほか、オークションではない非公開取引では1963年製の「250GTO」が約51億円というとんでもない価格で売却され話題となっており、今後も数億円から数十億円以上で取引されるモデルが登場するものと考えられます。

その他の写真は以下より。