攻撃からVIPを守る！防弾仕様車「メルセデス-マイバッハS600ガード」を発表。

マイバッハS600の防弾仕様車は世界最高の保護レベルを実現！（画像：プレスイメージより）

■メルセデスベンツの新型マイバッハに防弾仕様車が登場！

メルセデスベンツは、Sクラスベースの超高級車「マイバッハ」の防弾仕様車となる「メルセデス-マイバッハS600ガード」を発表しました。

今回発表されたマイバッハS600ガードは、弾道保護レベルVR10という民間では最高の保護レベルに認定された初めてのクルマとなっており、アサルトライフルや爆風など、様々な攻撃から乗員を守る装備が搭載されています。

■民間向けとして世界最高の弾道保護レベルを実現した「メルセデス-マイバッハS600ガード」

ドイツ政府機関が定めたCR10の保護レベルは民間向けでは世界初とのこと。（画像：プレスイメージより）

メルセデスベンツの最高峰「マイバッハ」の防弾仕様車として発表された「マイバッハS600ガード」は、ドイツの政府機関が定めたCR10という高レベルの保護レベルが認証された民間向け（非軍用車両）初のモデルで、主な装備として、マシンガンで攻撃されても貫通しないレベルの積層構造となったガラスの内側から、破片が飛び散ることを保護するためのポリカーボネートコーティングが施されているほか、通常モデルとは異なる特殊なスチール製のボディにランフラットタイヤなどを組み合わせることで、様々な攻撃から乗員を守り、襲撃を受けた場合でもそのまま走行して安全な場所へと避難することが可能な設計となっているようです。

マシンガンなどで銃撃されても貫通を防ぎ、ガラス内側のポリカーボネートコーティングで飛散も防止。
（画像：プレスイメージより）

ガラスだけでなく、ボディやタイヤなど様々な部分が通常モデルとは異なります。
（画像：プレスイメージより）

「メルセデス-マイバッハS600ガード」の価格は47万ユーロ、日本円にして約5851万円と、ベースモデルのマイバッハの倍以上に設定されており、主にビジネスリーダーや首脳など、政治経済を動かしているようなVIPな方々に向けた車両となっているようで、ある意味、現行メルセデスベンツの中で最強のモデルとなっているのではないでしょうか？

ホイールデザインを除き見た目は普通のマイバッハと同じように見えますが、（画像：プレスイメージより）

ボディの素材からガラスの厚さまで全く異なった仕様です。（画像：プレスイメージより）

もちろん、高級車「マイバッハ」としての快適性はそのまま実現されています。（画像：プレスイメージより）

軍用車などを除いた防弾仕様車の中では最強の車両なのではないでしょうか？（画像：プレスイメージより）

ちなみに、メルセデスベンツでは、今回のマイバッハの他に、2014年よりSクラスの防弾仕様車「Sクラス・ガード」の生産を開始しており、詳細は「あらゆる攻撃から守る！メルセデスベンツSクラスの防弾仕様車が登場！」の記事にてご紹介しています。